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あと日で!? 現在34歳 概要 配信開始:2016/12/03(土) チャ民からおすすめ一覧 チャ民からおすすめゲーム募集中 チャ民からおすすめ漫画募集中 チャ民からおすすめ○○募集中 ゲーム配信履歴 +プレイ中のゲーム プレイ中のゲーム 日本相撲協会公認 日本大相撲 ミッシングパーツsideA シャドウ オブ ローマ 晦 ~つきこもり~ +クリアしたゲーム クリアしたゲーム ラングリッサーミレニアム ゴジラ ジェネレーションズ デスピリア ナップルテール ソニックアドベンチャー イルブリード(真ED) es WEB MYSTERY [予知夢ヲ見ル猫] 村越正海の爆釣日本列島 ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド シャドウ・オブ・メモリーズ(EXTRAED) タイピング OF THE デート(あゆみ編クリア) ハチエモン トワイライトシンドローム ~探索編~ トワイライトシンドローム ~究明編~ アランドラ 金田一少年の事件簿 星見島 悲しみの復讐鬼 ロストオデッセイ 0STORY(ラブストーリー) ワンチャイコネクション ソニックアドベンチャー2 スペースチャンネル5 ハリー・ポッターと賢者の石 大江戸ルネッサンス バーニングレンジャー サムライエボリューション桜国ガイスト エターナルダークネス ~招かれた13人~ 経営シミュレーション ジュラシックパーク 伝説のスタフィー ムーンライトシンドローム ザ・フィアー アリスマッドネスリターンズ ネクロネシア リング ALIVE スライムもりもりドラゴンクエスト ~衝撃のしっぽ団~ モンキーターンV アナザーマインド ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし 秘館への扉 トワイライトシンドローム ~再会~ サーカディア あいどるプロモーション ~すずきゆみえ~ 牧場物語 ~しあわせの詩~ PAL ~神犬伝説~ ファミコン探偵倶楽部 PARTⅡ ~うしろに立つ少女~ ファミコン探偵倶楽部 ~消えた後継者~ 卒業R 犯行写真 ~縛られた少女たちの見たモノは?~ 零 ~月蝕の仮面~ 古伝降霊術 百物語 BUSIN0 ~Wizardry Alternative NEO~ ウェルカムハウス ファーレンハイト ビタミーナ王国物語 ジャンピングフラッシュ ベルセルク ~千年帝国の鷹編 聖魔戦記の章~ ノーモアヒーローズ アストロ球団 ~決戦!! ビクトリー球団編~ クロス探偵物語 ~前編~ RAMPO スペースチャンネル5 パート2 クロス探偵物語 ~後編~ 動物番長 風のクロノア テニスの王子様 ~ドキドキサバイバル山麓のMystic~ ジ・アンソルブド 蒼天の白き神の座 ~GREAT PEAK~ ぽっぷるメイル ネクロスの要塞 テニスの王子様 ~ドキドキサバイバル海辺のSecret~ スウィートホーム 桃太郎活劇 デジモンワールド 信長の野望【革新】 美味しんぼ 究極のメニュー三本勝負 ユーラシアエクスプレス殺人事件 カドゥケウスZ ノットトレジャーハンター キャプテン・ラブ 有限會社地球防衛隊 星のカービィ R?MJ ポピュラス るろうに剣心 ~明治剣客浪漫譚 十勇士陰謀編~ ロリポップチェーンソー 慟哭そして・・・ XJAPAN Virtual Shock 001 ハートビートスクランブル ベヨネッタ ウェルカムハウス2 BRAIN DEAD13 ボカンと一発!ドロンボー どろろ さんまの名探偵 ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔 □いアタマを〇くする。 トルネコの大冒険 TIZ ~TOKYO INSECT ZOO~ おやつクイズもぐもぐQ サーヴィランス監視者 悪代官 魔女っ子大作戦 鈴木爆発 喧嘩番長 地獄先生ぬ~べ~ B線上のアリス 榎本加奈子のボケ診断ゲーム 建設重機喧嘩バトルぶちギレ金剛!! Minecraft project V6 関連ページ アーカイブ twitter ロダ おすすめゲーム募集メールフォーム +おすすめゲーム過去紹介タイトル おすすめゲーム過去紹介タイトル一覧 おすすめゲームカタログ第一弾 おすすめゲームカタログ第二弾 おすすめゲームカタログ第三弾 おすすめゲームカタログ第四弾 おすすめゲームカタログ第五弾 おすすめゲームカタログ第六弾 おすすめゲームカタログ第七弾 おすすめゲームカタログ第八弾 おすすめお菓子カタログ おすすめ即席麺カタログ おすすめ漫画メールフォーム おすすめ漫画カタログ おすすめ○○募集メールフォーム おすすめ○○カタログ
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登録日:2016/11/12 (土) 07 01 27 更新日:2024/03/13 Wed 11 01 21NEW! 所要時間:約 15 分で読めます ▽タグ一覧 FGO Fate GO TYPE-MOON Y お前も、ローマだ こやまひろかず すべての道はローマに通ず クィリヌス グランドクラス グランドランサー サーヴァント パラティウム ランサー ロムルス ロムルス=クィリヌス ローマ ローマの七丘 世界=ローマ 偉大過ぎるローマ 冠位 射殺す百頭 建国の父 最高神 槍使い 皇帝特権EX 神祖 私(ローマ) 置鮎龍太郎 腹筋崩壊 黄金聖闘士 私(ローマ)が、ローマだ ロムルスは『Fate/Grand Order』に登場するサーヴァント。 クラスはランサー。レアリティは☆3。 ILLUST:こやまひろかず CV:置鮎龍太郎 身長:190cm 体重:140kg 出典:史実,ローマ神話 地域:欧州 属性:混沌・中庸・星 性別:男性(ローマ) ロムルスの一人称は常に「私(ローマ)」である。 ◆ステータス 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 B A A C B A++ ◆クラス別スキル 対魔力:B 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 ゲーム的には、自身の弱体耐性をアップする。 ◆保有スキル 天性の肉体:C → 浪漫の風:B+ 生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。このスキルの所有者は、常に筋力がランクアップしているものとして扱われる。 さらに、鍛えなくても筋肉ムキムキな上、どれだけカロリーを摂取しても体型が変わらない。 ゲーム的には自身の攻撃弱体耐性アップ(3ターン)&自身のHPを大回復。 強化クエストクリア後はHP回復量が上昇しNP+20が追加される。 皇帝特権:EX 本来所有していないスキルを短期間のみ獲得することが出来る固有スキル。神祖は万能なり。 獲得可能スキルは実に多彩。Aランク以上であるため、肉体面での負荷さえも獲得する。 ゲーム的には自身にさまざまな効果(体力回復、攻撃・防御上昇)をランダムで付与する(3ターン)。 史実でも伝承でも「皇帝」だったことは一度もないのは禁句だ。あくまで初代ローマ「国王」である。 七つの丘:A ローマの七丘。ローマ建国の際に礎となった七つの丘のことを指すと思われる。 ゲーム的には味方単体にガッツ状態を付与&味方単体のバスターカード性能をアップ(何れも1ターン)する。 ◆宝具 ◯『すべては我が槍に通ずる(マグナ・ウォルイッセ・マグヌム)』 ランク:A++ 種別:対軍宝具 いざ、ローマへ! すべて、すべて、我が槍にこそ通ず―― 星よ、星よ。今こそ、人の歩みを刮目するが良い! 『すべては我が槍に通ずる(マグナ・ウォルイッセ・マグヌム)』!! マグナ・ウォルイッセ・マグヌム。 国造りの槍。母シルヴィアが見た夢に登場する、ローマそのものを象徴する大樹と同一視される。建国時、彼は槍をパラティウムへと突き立てた。 宝具としては樹木操作の能力を有しており、真名解放の際には槍が大樹として拡大変容し「帝都ローマの過去・現在・未来の姿」を造成、 怒涛の奔流で対象を押し流す。質量兵器ローマ。 名前の意味はラテン語のことわざにある『偉大なこと(マグナ)を欲したことが(ウォルイッセ)まず偉大である(マグヌム)』という言葉。 ローマを夢見たことがまずローマである。 ゲーム的には敵全体に強力な攻撃&味方全体の攻撃力アップ(3ターン)。 ◆真名:ロムルス ローマ建国神話に登場する王政ローマを建国した初代王である。 神話の登場人物だが、何らかの歴史的背景を元にして誕生した人物だと考えられている。 ちなみにローマは王政→共和制→帝政と変遷してきたので、後の帝政時代の皇帝であるネロやカリギュラたちとは血縁関係も政治的な連続性も無い。 トロイアの英雄でかのヘクトールに次ぐ武勇を誇ったアエネアスの子・アスカニウスが建設した都市国家、アルバ・ロンガの王家の出身。 祖父王であるヌミトルが弟のアムリウスに追放され、息子のラウススは殺害される。 また娘であるシルウィアは婚姻や姦通を禁じられているウェスタの巫女にされ、跡取りも生まれないようにされる。 しかしシルウィアの美しさを気に入った軍神マルス(またはヘラクレス)に見初められ、 神ならば問題なかろうと契りを結び双子の子どもを授かる。これがロムルスと弟のレムスである。 双子の誕生にアムリウスは激怒し、シルウィアは投獄され、ロムルスとレムスは直ちに殺すように言われる。 しかしそれを憐れんだ兵士の手により密かにティベリス川に流され、川の精霊に救い上げられ、 羊飼いのファウストゥルスに拾われるまで雌狼に育てられることとなる。 (神話にツッコむのも野暮であるが、オオカミの母乳は人間の乳児には消化できないため、少なくともここは確実に史実ではないとされる) ファウストゥルスの養子としてロムルスとレムスと名付けられた2人は逞しく成長し、 牧夫達の中心的存在となった2人だが、ある日ヌミトルとアムリウスの諍いに巻き込まれ、自分たちの出生を知ることになる。 結果悪しき王を打倒するために兄弟は羊飼い等を纏め上げ挙兵し、激しい戦いの末アムリウスを討伐することに成功する。 その後ヌミトルは彼らが王位を継ぐべきと言うがそれを固辞し、 投獄されていた実母のシルウィアに別れを告げ自らの王国を興すべく宮殿を後にする。 しかしこの際「どの土地に王国を興すか」で兄弟の意見が分かれ、 パラティーノの丘を推すロムルスと、アウェンティヌスの丘にすべきと主張するレムスで対立することになる。 そしてパラティーノに築いた国境の塀を飛び越えるという挑発をレムスがしたことでロムルスが激怒。 最後は決闘にまで発展し、ロムルスは最愛の弟を手に掛けることとなった。 (更にこの際、2人を止めようと丸腰で間に入った養父ファウストゥルスも死亡している) ロムルスは弟の死後、国境を超えようとする全ての者に災いが降りかかるよう祈ったという。 その後ロムルスは軍勢を整備しローマ軍団「レギオン」を創設、有力貴族からなる元老院の設置、 サビニ戦争の勝利によるサビニ全土の併合などを行い、ローマを巨大国家に成長させた。 (とはいえこの時点でもローマはあくまでイタリア半島の都市国家の1つであり、後の大帝国とは程遠い。 だが後にローマが凄まじい拡大を遂げた大きな要因の一つとされる「異民族に対する寛容な併合策」は、ロムルスを始めとする王政時代に確立している) しかしある日、彼はその姿を忽然と消すことになる。 強権的だったゆえに暗殺されたとも、神の化身であった彼は目的を果たし、後を託して天に戻ったのだとも言われるが詳細は謎のままである。 ◆人物 一人称が「私」と書いて「ローマ」という、正しくローマそのものと言っていい人物。 筋肉ムキムキな威厳あふれる男性。生まれながらに超人であるため、余裕と落ち着きがあるとのこと。 弟レムスを手に掛けたことを今でも悔いているようで、マイルームでも「今なお悔やみきれぬ…」と言っている。 ローマの事をこよなく愛しており、ローマの出身の英霊であるネロ、カリギュラ、カエサルらの事を「我が子」と呼んで愛している。 同様に彼らからも「神祖」として敬愛されており、というか彼がローマに召喚されただけで、 彼の神威に惹かれて歴代ローマ皇帝が亡霊ながら連鎖して召喚されかけるという規格外なローマである。 「すべての道はローマに通ず」という諺があるが彼はそれを地で行っており、 ローマとは世界であり、すなわち世界とはローマに他ならないという彼独自の哲学を持っている。 なので人類史=ローマの歴史という事になり、人類史を救う為に戦う主人公には協力的で、彼(彼女)を庇護し続ける。 更に言えばローマとローマに住む人々に対して優しい彼だが、 ローマ出身の人間でなくとも、付き合っていくうちに「世界とはすなわちローマを示す」と自然解釈し、ローマ出身の人物同様優しく接するようになるという。 ロムルスにとっては、人類皆ローマなのだ。 そのローマ的な許容範囲は凄まじく、文明の破壊者たるアルテラに対しても「その裡にはきっとローマを秘めている」としている。 ともすればローマへの怒りによって復讐者にすらなりかねないブーディカすらも、「ローマの闇を明かす者」であるとして等しく庇護対象。 恐らく懐の深さは全サーヴァントの中でもトップクラスかと思われる。 一方で普段は落ち着きのある彼だが、いざ戦闘になると我を忘れるほど血の熱狂に身を任せ、 狂乱すれば手がつけられないほどになるため、バーサーカーとしての適性もあるようだ。 他にFGOのマテリアルでは第二の宝具として『すべては我が愛に通ずる(モレス・ネチェサーリエ)』という結界宝具があることが明かされた。 弟レムスとの決闘の逸話が宝具として昇華したもので、血塗られた愛の城壁で空間を分断し、壁の内側を守護するらしい。 また発生が瞬時に行われるので、位置を調整すればギロチンのように使うことも出来るとのこと。 また軍神マルスの子ということで、本来なら高ランクの「神性」を持っていてもおかしくないのだが、 「皇帝特権」を有する代わりに自ら封印しているらしい。 ◆シナリオでの活躍 第二章の「永続狂気帝国 セプテム」 黒幕レフ・ライノールにローマを破壊するべく召喚されたのだが、いかにサーヴァントとは言え彼がローマを破壊することなどあり得なかったので、 急遽「連合ローマ帝国」によるローマ帝国への侵攻という風に計画が変更された。流石ローマ。 今代のローマ皇帝であり愛し子の一人であるネロと対峙した時は、彼女を試すかのように言葉を投げかけ動揺を誘う。 しかし「誰の笑顔もない」彼の統治を間違っていると断じ、立ち直ったネロと相対する。 敗北後は彼女を認め「ローマは永遠だ。故に、世界は、永遠でなくてはならない。」と言い遺し、消滅する。 アルトリア・ペンドラゴン(ランサー)の幕間の物語 イベントなどにはあまり出番がないが、ここでまさかの登場を果たす。 人として生きながら神の座に迎えられた先達として、人間である主人公と心の壁を作る彼女に助言を与え、 少々荒療治ながら導こうとする。 「アルトリア・ペンドラゴンを好きと言ぇぇぇぇい!」 幕間の物語「セプテムの守護者、ここに」 画面端で見切れ続けるロムルスという、一見出オチとも取れる登場をするのだが、 ネロの真横にいるのにもかかわらず、ネロ本人やローマ市民らが全く気付く様子はない。 実はこれ、皇帝特権スキル:EXを使用することで彼を含めた3人+1匹の気配を完全に消すという、桁違いのことをやってのけているのである。 とまあ、本人の人格・登場したシナリオでの立場は基本真面目なのだが、 それと同時に、実装されているサーヴァントの中でも随一のネタ枠でもある。 その雄々しい戦闘時の姿を初めて見たものは、もれなく腹筋に強烈なダイレクトアタックを受けたという…。 ローマ! Y ◆ユニット性能 最初期から実装されている星3ランサー。 「天性の肉体」と「皇帝特権」という二種類の回復スキルのお陰で、継戦能力はかなり高い。 両方スキルマックスならば、合わせて5900(強化後は7400)もの回復量を誇る。 「皇帝特権」の攻撃・防御上昇効果はランダム付与ながら上昇率はかなり高く、決まれば☆3とは思えないステータスとなる。 オジマンディアスの「太陽神の加護」と組み合わせれば付与率を底上げできるので、持っているのなら組ませてみるのも手か。 強化クエスト後に入手できる「七つの丘」は任意の相手に効果を付与できるので、自己強化としてもサポートとしても優秀。 宝具の属性がBusterで自身もBusterカードが二枚あるので、 「皇帝特権」+「七つの丘」で宝具BBEXのブレイブチェインを組めばかなりの破壊力になる。 余談だが、この「七つの丘」実装当初は1ターンの間ガッツが何回も発動し、不死身状態になるバグがあった。現在では修正されている。 宝具自体の性能も全体多段攻撃 味方全体の攻撃力アップでかなり強力。 ☆3故に宝具レベルを上げやすいのもあり、サポートも攻撃も出来る優秀なサーヴァントと言えるだろう。 弱点としてはArtsカードが一枚しかない故にNPが溜めにくいことか。何かしら礼装でフォローを入れるのが最適解ではないかと思われる。 「浪漫の風」修得後なら最短CT5のNP20獲得を回せるので幾らかカバー可能。未凸カレスコから即宝具が撃てるようになるため周回にも繰り出せる。 因みに何気に希少な星属性なので、ギルガメッシュや二コラ・テスラの宝具にあるサーヴァント特攻・天地属性特攻が効かないという強みがある。 クラス相性と相まって、2人には天敵と言える存在だろう。 ◆余談 羊飼い出身の王という点はダビデと似ている。この事はイベントでも触れられている。 幼少期のエピソードから、ローマ市においてオオカミは国造りの聖獣として尊ばれる(ロムルスとレムスは羊飼いなのに、というツッコミは無しで)。 長いこと保護活動が行われ、最近イタリア内地でもオオカミの自然繁殖が確認された。 父である軍神マルスは戦神アレスと同一視されることがあり、この説が型月でも採用されているのであれば、『Fate/strange Fake』のヒッポリュテとは異母姉弟になる。成田先生ならやりそう 追記・修正もまた、ローマである。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] とうとう神祖様の項目が出来たか… -- 名無しさん (2016-11-12 07 08 39) 槍トリアの幕間によると神から独立した国を作って持ってる槍がロンドミニアドと似たもんポイんだよな -- 名無しさん (2016-11-12 07 51 43) ローマ「マグナ・ウォルイッセ・マグヌム!」暗黒ストーカー「マグナ・ウォルイッセ・マグヌム!」←偶然だろうけど中の人も同じでこれは吹かざるを得ない -- 名無しさん (2016-11-12 08 11 16) ドイツが見たらどんな表情になるんだろうか -- 名無しさん (2016-11-12 10 36 18) やっぱり戦闘時の姿で華麗なるV様思い出したの俺だけやなかったんやな… -- 名無しさん (2016-11-12 11 02 18) まぁサーヴァント特効が効かなくても宝具ぶち込まれたら大抵死ぬと思うが( -- 名無しさん (2016-11-12 11 45 45) どっちも弓だからバフデバフ乗ってればクラス相性で結構耐えられるぞ、素の威力自体は抑えめだし -- 名無しさん (2016-11-12 12 04 02) 2つある攻略wikiの両ページともローマローマ言っており、常に荒れないという凄さ -- 名無しさん (2016-11-12 12 22 40) 関係者の連鎖召喚は特異点のデフォルト機能だからそこを特筆するのはなんか違う -- 名無しさん (2016-11-12 13 44 30) ↑作中で「神祖ロムルスの存在に惹き付けられて~」って言ってるから召喚の経緯にはロムルスの存在が大きいんだろ。 -- 名無しさん (2016-11-12 15 40 56) Yの元ネタはビクトリームじゃなくて太陽の騎士ソラールだろ 書いた奴はきのこのダクソ好き知らねーのかよ -- 名無しさん (2016-11-12 15 47 24) 設定は桜井なので… -- 名無しさん (2016-11-12 16 36 50) 偉大なるローマのポーズ -- 名無しさん (2016-11-12 17 55 52) ネタっぽいけどガチの強鯖だよな、素のステもクソ高いし皇帝特権っていうチートスキル持ち、おまけに人格者と戦闘時の暴走以外非の打ち所のないサーヴァント。 -- 名無しさん (2016-11-12 18 08 38) というか☆3に関わらずなぜグランドクラスじゃないのかとか言われたりするからね。むしろネタ成分を立ち姿で消費している説 -- 名無しさん (2016-11-12 18 36 46) 月で参戦したら間違いなく最強クラスって言及されたね -- 名無しさん (2016-11-12 18 40 11) ☆3ランサーとかいう大激戦区 -- 名無しさん (2016-11-12 21 24 07) 声は置鮎龍太郎 さんだけどどうしても脳内では強力若本氏で再生されてしまう…「るぅぅおぉぉぉむぅあぁぁぁっ!」 -- 名無しさん (2016-11-12 22 01 25) 古代ローマカラテ鷹の構え -- 名無しさん (2016-11-12 22 31 15) なんで★3なんだろう。神祖だから5でもいいのにネロを一番にしたいからなのかな -- 名無しさん (2016-11-13 12 16 34) ↑ 新規なのとガチムチのおじさんだから。イケメンでも可愛くもないから初期の頃だと誰も狙って課金しない。個人的には好きなキャラだけど俺が経営者なら絶対に初期実装で☆5では出さない。出すならある程度物語が進んでから☆5で出す -- 名無しさん (2016-11-13 12 39 44) 正にローマ -- 名無しさん (2016-11-13 13 28 05) あのアルテラに流石に私を許すのは懐深すぎてちょっとどうかと思う。なんて感想を抱かせるローマ -- 名無しさん (2016-11-13 18 05 52) ↑12 書いた奴は若いんだろう。そうカッカしなさんな -- (2016-11-13 18 46 20) 逆にこの男が無言で宝具ぶっ放すような奴って居るんだろうか? -- 名無しさん (2016-11-13 20 15 52) そうせざるを得なかったとはいえ、ザビニの娘拉致で若干引いたことある身としてはどういう鯖になるんだろうと不安に思ってたけど・・・。予想の斜めうえどころか根源のかなたまでいく存在になって笑ったw -- 名無しさん (2016-11-14 19 45 36) 王様系サーヴァントの中でも、ものすごくいい人じゃないかしら......。次点でヴラド公とイスカンダルかな? -- 名無しさん (2016-11-14 19 55 20) EXTELLAでもとあるルートで話題に挙がっていたな。選択肢によっては主人公まで「ローマ!」と言い出したのには噴いたw -- 名無しさん (2016-11-17 10 44 45) 今でこそfgoはネタが増えたけど、開始初期はすまない、ローマ、すまない…とすまないさんとネタを二分する存在だった -- 名無しさん (2016-11-17 12 06 39) ↑ インパクトのでかさなら今でも指折りよなぁ。でかいし、Yだし。「ローマ!」の掛け声で攻撃するサバとか考えたやつは天才w -- 名無しさん (2016-11-18 01 13 24) ところでギルガメッシュや古代ウルク人みたいな自分よりも昔の世代(ローマ建国以前)の人の事はどう思ってるんだろう。未来のローマだからセーフ? -- 名無しさん (2016-12-24 14 47 51) エクステラで出ればもれなくトップサーヴァントさすが神祖でローマ次作で出てほしい -- 名無しさん (2016-12-31 01 48 38) EXTELLAⅡにトップ鯖で来てネロのピンチに助太刀する展開が来たら燃えるだろうな。 -- 名無しさん (2016-12-31 19 36 27) 2章でネロにお前の内なる獣も愛すると言ってたけどやはり獣=マザーハーロットの事なのか -- 名無しさん (2017-01-04 18 21 39) ビクトリームよりも毛利を思い出した -- 名無しさん (2017-02-08 01 07 35) ↑過去もやがてローマとなるもの故ローマに他ならん -- 名無しさん (2017-02-22 08 02 42) バーサーカーになったら普通に会話できそう -- 名無しさん (2017-04-15 22 04 48) 普通の人格破綻気味の魔術師もローマ認定するんだろうか?それとも懐開く前に反逆するんだろうか? -- 名無しさん (2017-05-09 21 09 43) ↑ 反逆はしないと思うわ ただ対戦相手にわざと負けるくらいはすると思う というか余程のことがない限り人格破綻してるやつの所には召喚されない気が -- 名無しさん (2017-05-19 17 21 59) 型月世界に父性は非常に稀少な属性 -- 名無しさん (2018-01-06 05 33 30) 槍トリアを手に入れたので幕間やったらこの人もめっちゃ好きになった -- 名無しさん (2018-03-05 01 35 49) 2部のOP…巨大な樹木…ロンゴミニアドと同等の槍…まさか -- 名無しさん (2018-03-20 00 14 17) ビクトリームって言われるが、遠い未来まで「太陽を讃える構え」って遺されてるって考えた方が胸熱じゃないか? -- 名無しさん (2018-03-27 01 25 59) 日本でいう神武天皇か。神武天皇召喚したら連鎖でヤマトタケルとか聖徳太子とか天智天皇とか出てくるんだろうか -- 名無しさん (2018-07-07 12 55 40) 遂にグランドランサーの霊基で登場したな -- 名無しさん (2020-04-10 23 35 33) ギリシャとローマは一緒の土地と間違われること多いからね、仕方ないね -- 名無しさん (2020-04-11 23 38 09) ↑2ゼウスはギリシャ神話の最高神だが、その後ローマ神話では3主神の1柱ユピテルにランクダウンするのだ。それで残り2柱はマルスとクィリヌス、すなわちあの場に居た味方2人なのだ。説明全然なかっただけでいつもの概念バトル的には熱い展開だったんやで。 -- 名無しさん (2020-04-14 14 51 34) mala, -- 名無しさん (2020-04-14 15 15 49) いずれは冠位ランサーRクィリヌスについてもここに書くんでいいんだろうか、オリオン&アルテミスと超人オリオンみたいに -- 名無しさん (2020-04-16 21 22 36) 久しぶりにプレイ動画見てお前誰だアナザースキンか何事かと思った -- 名無しさん (2020-04-23 00 18 09) 荒らしコメントを削除しました -- 名無しさん (2020-05-10 11 41 04) グランドはクィリヌスのほうなのにタグにグランドってつけるのおかしい -- 名無しさん (2020-10-09 13 31 16) それが嫌ならクィリヌスの項目を新しく立てからタグ消すかこの記事内に追記すれば? -- 名無しさん (2020-10-09 14 32 23) 永遠の帝国ローマの偉大なる神祖 -- 名無しさん (2022-08-05 06 33 17) 名前 コメント
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ネオジオポケットソフトの発売日順一覧。 カラー対応ソフトは「C対」、カラー専用ソフトは「C専」を備考欄に記載。 年代順 1999年 2000年 年代順 1999年 発売日 タイトル ジャンル 判定 備考 6月10日 サムライスピリッツ!2 FTG なし C対 12月22日 頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM FTG 良 C専 ファーゼライ! SRPG なし C対 2000年 発売日 タイトル ジャンル 判定 備考 1月27日 SNK GALS FIGHTERS FTG 良 C専 3月16日 幕末浪漫特別編 月華の剣士 ~月に咲く華、散りゆく花~ FTG なし C専 11月23日 INFINITY cure. ADV なし C専
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マクドナルド物語 ほのぼの店長育成ゲーム 【まくどなるどものがたり ほのぼのてんちょういくせいげーむ】 ジャンル シミュレーション 裏を見る 対応機種 ゲームボーイカラー(専用) 発売元 TDKコア 開発元 アスペクトアルゴニクス (開発協力) 発売日 2001年7月20日 定価 4,500円(税別) プレイ人数 1人 セーブデータ 3個 周辺機器 ポケットプリンタ対応 判定 クソゲー ポイント ほのぼのブラック社畜育成ゲームゆっくりしていってね!(移動速度的な意味で)ひたすら単調なミニゲームあまりにもしみったれた日々ある意味「現実」を反映したゲームだが妙に「非現実」な部分もあり 特徴 ミニゲーム 問題点 評価点 総評 余談 特徴 マクドナルドの店員(店長見習い)として1年間働くゲーム。5人のアルバイトと一緒に仕事をこなしていく。 主人公はマクドナルドの店員として1年間働き店長になることを目指す。 5つのミニゲームをこなすと仲間の信頼度が上がり、仲間の役職がランクアップする。 ただ仕事をするだけではなく、アルバイトとのささやかな恋愛要素もある。 ミニゲーム レジ 合計金額を計算して客から預かったお金から計算してお釣りを渡す。 電卓のボタンを押して正しく計算するだけのシンプルなゲーム。 3桁の買い物に対して2,000円を出されることがよくあるが、ゲームの発売時期を考えると2000年に発行されたばかりの二千円紙幣が広く流通しているのだろう。この辺りは妙にリアルである。 おとどけ 客の注文を聞き商品を届ける。 客はハンバーガーorダブルバーガー、ポテトorドリンクS~Lの中から1~3個を注文してくる。 ポテトのSとMのように同じ種類を2つ以上注文することはない。 ハンバーガー 鉄板の上でハンバーグを焼き、パンに向かって飛ばす。 ハンバーグは適度なタイミングでひっくり返して両面を焼いてからパンのあるところに移動させて飛ばす必要がある。 生焼けまたは焦がしたハンバーグを飛ばすと失敗扱い。しかし鉄板に放置しておけばミスにはならない。 ポテト 流れてくるポテトを容器に詰めていく。 Sは1回、Mは2回、Lは3回Aボタンを押すことで満タンにできる。 手元のポテトがなくなったらBボタンで補充する。 ドリンク 容器に客の頼んだドリンクを入れる。 ドリンクはコーラ・オレンジ・ウーロンの三種類。サイズはS・M・Lの三種類。 容器のサイズはランダムに選ばれるので、プレイヤーはドリンクの種類を選び9割ほど入れれば成功。少なすぎ、溢れは失敗。 何故か「コーラ S プリーズ」などとすべて英語で注文される。 何故かこのミニゲームのみ残り時間のカウントダウンが異常に早い。 問題点 飽きやすい。 滅多にイベントが起きず、ミニゲームの内容は毎日同じ。キャラのセリフもほとんど変わらない。 パッケージ裏では「楽しいイベント」を謳っている。だったらもっと量を増やせ。 普通にプレイすればゲーム内で3日…現実世界で言うと20分ほどで飽きる事請け合い。 出来の悪い上に非現実的な設定も目立つミニゲーム レジ フォントの関係で『7』が『?』に見える。 580円のセットのみを買う客がたまにくるが合計金額を計算しなければならない。当然答えは580円。確かに実際はセットのみを頼む客も多いが、ゲームでそれをやられても面白くない。 客は同じ商品を2つ以上買うことは絶対にない。 おとどけ 雑なグラフィックのせいでポテトのサイズの見分けが困難。 主人公の動きが遅いのでカウンターで商品を受け取り客の所まで運ぶのが面倒。 加えて商品の受け取りがカウンター越しでなく、わざわざカウンターの中に入って手渡しで受け取る必要がある。製作者はマクドナルドに行ったことがあるのか? 客は2~6人だが、客が何人でもクリア時に上がる信頼度は10で、1度でも失敗すると1しか上がらない。そのため覚えるのが困難な4人以上の客が来ると捨てゲーになりがち。 ハンバーガー ハンバーグの位置やバーガーの種類によって難易度が変わってくるが、クリア時に上がる信頼度は同じ。 ポテト ボタンを押してポテトを入れて、たまに補充するだけ。テレビやスマホを見ながらでも余裕でクリアできる程ヌルすぎるため1回やれば飽きること必至。 ドリンク グラフィックが雑すぎてコーラもウーロン茶もほとんど違いのない色に見える。 パッケージ裏に画像があるが、なぜか失敗シーン(オレンジジュースが溢れている)を使用している。 それ以前に、主人公は店長候補という事でアルバイトではなく社員という設定になると思われるのだが、上記のミニゲームは 全てアルバイトの仕事であり、 売上の〆めやアルバイトのシフト管理、本社との提携や会議への出席…などといった社員としての仕事には全く携わらない。 主人公の動きが遅いので移動が億劫。 起床してマクドナルドへ向かうという基本動作すら面倒に感じる。よほど出勤するのが憂鬱なのだろう… 自宅を出て左に移動すると画面上部の表示が乱れる。マクドナルドは自宅の左上にあるため毎日乱れるのを見ることになる。 映画館などに行くと時々携帯電話が鳴り、「店が忙しいから来てくれ」という旨の連絡がくる。店に行くと慌てている店員がいるので手伝う必要があり無視すると信頼度が一気に下がる。 この呼び出しは日曜日でも容赦なく来るため、休日に1人で遊ぶことさえ許されない。とんだブラック企業である…。 しかも店に来ても〇〇が忙しい、などと案内してくれたりはせず、自分でどの作業(ミニゲーム)をするか探さねばならないという不親切極まりない設定。 なおアルバイトとデートや旅行に行っている間は呼び出しがこない。ペナルティなしで遊びたければアルバイトに遊びに誘われる必要があるので(こちらからは一切誘えない)、こまめにメールをチェックする必要がある。 携帯電話からメールを開封することができない。 着信自体は携帯に来るのだが、なぜか開封は自宅のパソコンを使う必要がある。受信したメールを開けない携帯電話など、フィクション含めた古今東西探してもこのゲーム内にしか流通していないだろう。あるいはzipでわざわざ圧縮されているのだろうか? ちなみにメールが来ても自動で知らせてくれることはなく、いちいち自分で確認しなければいけない。とんだ欠陥品である。あるいは通知が来るのが嫌で設定OFFにでもしているのだろうか? パッケージ裏には「お家でメールチェック!!」と書いてある。携帯でチェックさせろ。 結果的に携帯電話が鳴ったら呼び出し確定。携帯は主人公とプレイヤーを苦しめるだけの存在でしかない。解約させろ ミニゲームを何度か遊ぶか夜になると、疲れたので家に帰るかどうかの選択を求められるが、どちらを選んでも家に帰らされる。何故わざわざ選択肢を設けたのだろうか。 起床のたびに「今日も1日頑張るぞ」と表示される。 どちらもほぼ毎日見ることになるがテキスト速度が遅いので鬱陶しい。 体力が少ない状態で仕事を終えると 「からだが、おもい…」と表示される。 こういうネガティブなところに限ってやたら生々しい。 恋愛要素については友好度によって左右される。 交際後結婚できるが、結婚した相手から再び交際の告白を受ける事がある。また、結婚しても新居もなければ同居も無い。 名前を設定しないとデフォルトネームになるが、主人公は「マクドナルド」アルバイト達の名前は「アルバイト1」「アルバイト2」…「アルバイト5」になる。 「マクドナルド」はともかく、アルバイトはせめて人間らしい名前にしてほしかったところ。 本編と一切関係のない占いモードがあるが結果パターンが少なすぎて5回以上同じ結果になることはザラ。 しかもネガティブな結果が出やすい。 評価点 客を含めた全キャラに顔グラがあり、クオリティ自体も高め。 初詣など季節のイベントがそれなりに用意されている。 ハンバーガーゲームだけはそれなりに楽しめる。 アクション要素が強く、テクニックや駆け引きも存在する。ただし何度もやるので飽きやすいが。 総評 朝起きて重い足取りで憂鬱な気分で窮屈な職場に赴き、休日に1人で遊ぶことさえ許されず、職場に人生そのものを捧げているかの如くひたすら単調な作業を淡々とこなす…。 最大のクソゲーと名高い「現実」と同じか、もしくはそれ以上に酷い日々を強いられる苦痛なゲームなので、鬱気味の人や職務で多忙な日々に疲れている人にはお勧めできない。 「マクドナルドの店員の仕事を知る」という意味でも所々が非現実的だったり、実際の店舗では行われない光景も当たり前のように多い為全く参考にならない等、生々しいばかりで現実味のないつくりも問題である。 発想は決して悪くなかったが、もう少し内容に夢を持たせたりゲームらしさを出していれば評価も変わっていただろう。 余談 実は、スタッフロールを見るだけなら働きに行く必要がない。 本作のRTA動画も作成されているが、その方法は365日間ひたすらベッドで寝るだけである。 もちろん店長にはなれないバッドエンドである。こんなブラック店舗の店長になった日には過労死必至な為、それから逃れられただけ十分ハッピーエンドというべきか?普通は1週間無断欠勤した時点で懲戒解雇だが。 版権の問題からかVC化されておらず、されることもないと思われる。 こんな内容にもかかわらず、パッケージ裏では「あなたの街ハッピータウン」と書いてある…どこが? 発売元であるTDKコアはTDKの関連子会社であったが、現在はクリエイティヴ・コアと名前を変え、TDKグループからも離脱している。コンピューターゲーム関連の事業も日本コロムビアに譲渡している。 そして日本コロムビアは後にミスドとのコラボで『ミスタードーナツDS』を出すのだが…こちらも相当ブラックである。
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注意 このページでは、Win『Zoo Tycoon 2 Ultimate Collection』(良作)と、NDS『ズータイクーン2』(劣化ゲー)について紹介します。 Zoo Tycoon 2 Ultimate Collection 概要 主な遊び方 評価点 賛否両論点 問題点 総評 その他 ズータイクーン2 概要(DS版) 問題点(DS版) 評価点(DS版) 総評(DS版) Zoo Tycoon 2 Ultimate Collection 【ずーたいくーんつー あるてぃめっとこれくしょん】 ジャンル 経営シミュレーション 対応機種 Windows XP/Vista 発売元 Microsoft 開発元 BLUEFANG 発売日 2008年9月30日(日本未発売) 定価 3,140円(Amazon輸入版での価格) 判定 良作 概要 動物園を経営するシリーズ『Zoo Tycoon』の2作目にして、それまで発売されたシリーズが全て詰められた完全版。アフリカゾウやライオン、キリンやホッキョクグマといった定番の動物を飼ったりバショウカジキやマンタといった水棲生物を展示して水族館を再現する以外にも様々な楽しみがある(後述)。 主な遊び方 通路・オリ・募金箱といった周囲の環境を整え、動物を買い付ける。勿論広さや環境にも注意。 「募金箱」は入場料とは別に、動物を見て感動した客が募金をしてくれるためのもの。「募金」と銘打たれているが、どちらかと言えばチップに近い。 動物にはそれぞれ「ツンドラ」「サバンナ」「熱帯雨林」のように適切な環境が設定されている。きちんと合った場所を用意しなければ観客も喜ばず、何より動物の命に関わる事もある。 また動物にはそれぞれ遊ぶための道具が用意されており、ストレス解消になるほか見に来た客も喜んでくれる。タイヤで遊ぶパンダや絵を描くゾウは見ていて和むが、中には 生きたトカゲ などというものもある。ヘビクイワシがトカゲをすするシーンは妙にリアル。 餌も普通の皿に入っているものから骨型の容器、木の枝、ワラの下に果物や草が敷き詰められている仕込み餌といったものも。これも 虫の入った木の枝 などというものもある。蜘蛛の類が苦手な人は注意。 給餌やフンの始末、動物の治療は飼育員を雇って任せる事もできる。 動物の中にはシャチやイルカ、ラッコのように芸を仕込んでショーを行うことが出来る種類も。こちらもトレーナーを雇って訓練を代わってもらう事が可能。 また、「Extinct Research Lab(*1)」を建てると化石の採掘ができるようになり、見つけた化石をパズルのように組み合わせて恐竜やドードー等絶滅した動物を復活させる事もできる。これも古生物学者を雇い、発掘をお任せしてもらう事も可能。 恐竜は時折気性が荒くなり某ハリウッド映画さながらにオリを壊して暴れまくるため、麻酔銃で眠らせる事も必要。これも専属の職員がいる。 さらに、ギフトショップやレストラン、爬虫類館や昆虫館等の施設を設置できるほかジープでサファリパークさながらのツアーを組んだり、ゴンドラを引いて上から動物を観察したりも出来る。勿論プレイヤーが乗ることも可能。 やはり爬虫類や昆虫はリアルなので耐性の無い人は注意。 評価点 何といっても動物の種類の多さ。哺乳類・爬虫類・鳥類・魚類・古代生物合わせて127種類はかなりのもの。 アジアゾウとアフリカゾウはもちろん、アミメキリンとマサイキリン、コモドオオトカゲとナイルオオトカゲといった似て非なる種類も取り揃えている。単なる色違いではなく、きちんと別グラフィックで作り上げている。 更にシナリオモードをクリアすると、クアッガ(*2)やキラーペンギン(*3)を飼う事もできる。 動物の再現度も高い。獲物を狙うライオンやクマ、木にマーキングするパンダ、水辺を転げまわるゾウなど実際の動物園でも中々お目にかかれないシーンをきちんとCGで再現している。作り方によっては旭山動物園のように観客の目の前で泳ぐホッキョクグマなども見る事ができる。 母親の乳を飲むユキヒョウや親の背に乗るゴリラなど子どももきちんと再現されている。 きちんと餌をあげていれば、 肉食と草食の動物を共存させる事も不可能ではない。 山や滝、谷を作って野性の環境さながらを再現したり水槽の中に海賊船を置いて雰囲気を出したりする事もできる。 これらの風景は写真を撮ってアルバムに保存する事が出来る。ネット上へアップロードしても可。 賛否両論点 曲芸を仕込んでショーができるのは水棲動物だけ。ゾウの玉乗りやトラの火の輪くぐりなどは無い。 もっとも、これは動物保護に敏感なアメリカという国柄も影響しているのだろうが…。 園内には様々なショップを展開させることが出来、中には当然食堂もあるのだが、『寿司スタンド』という日本人から見れば違和感のある施設も。 熱帯雨林だろうが砂漠だろうが設置可能。別に客が食中毒になったりはしない。 問題点 客の要求がとにかく多い。前述したレストランは客層によって好みが異なるため、「カップケーキのカートもあればいいのに!」など限りない欲求を口にしてくる。 椅子やゴミ箱をびっしり並べていても「疲れたよ、座る場所はないかな」「ゴミはどこに捨てるんだろう?」といった頓珍漢な会話をしてくる事がある。 「来園者が満足するように、ベンチや休憩所、施設などを増やしてください!」といった注意文が出るが、どんなに作っても前述の一文が出る。 ぶっちゃけて書いてしまえば、 客が邪魔になってしまう 。そのため、閉園したままにして自分ひとりで園内を回った方がストレスがたまらない。 資金無制限のフリーモードがある事と、シナリオモードで入手できる動物が前述の二種類しかない事が尚更拍車をかけている。 飼育員を休ませておく「スタッフセンター」が完全に無意味の施設。 それぞれの担当するオリで動物が空腹になったり糞をしたりすると、わざわざ駆けつけて給餌をしたり糞の処理をしたりしなくてはならないため、それまでは客に不安や不満を与えっぱなしになってしまう。 また、従業員は 別に疲れたりしない ので、 それぞれの動物のオリに放しておいて出られないようにすれば問題は起こらない 。現実なら酷い話であるが… 動物図鑑のデータに間違いがある。 図鑑には保全状況を示すアイコンが表示されるが、データのない動物であっても「軽度懸念(LC)」に分類されている。 データがない場合は「データ不足(DD)」あるいは「未評価(NE)」に分類するのが普通である。 発売に間に合わなかったのだろうが、一部動物のデータが古い。 例えばジャイアントパンダとレッサーパンダはDNA解析の結果全く異なる種類であることが判明したが、本作では同じ種類として扱われている。 一番の問題はこれが「完全版」であるという事。当初発売された『Zoo Tycoon 2』以降、以下のシリーズが続々と発売された。 + 長いので省略。 「Endangered Species」:オランウータン・コモドオオトカゲ・シロオリックスが追加。以前から登場した動物もホワイトタイガーやキングチーターなどの色違いが生まれるようになった。 「African Adventure」:ボンゴ・ラーテル・ヘビクイワシ・ミーアキャットが追加。ジープが加わりサファリパークが再現できるようになった。 「Dino Danger Pack」:ダウンロード販売のみ。ティラノサウルス・トリケラトプス・カルノタウルス・スティラコサウルスが追加。 「Zookeeper Collection」:「Dino Danger Pack」を除いたセット。後述する「Marine Mania」も少しだけ触れられている。 「Marine Mania」:ホホジロザメ・イッカク・カリフォルニアアシカ等20種類の水棲生物が追加。ショーの開催も可能になった。 「Extinct Animals」:ディメトロドンからブルーバックまで34種類の古代生物・絶滅生物が追加。化石発掘が可能になった。 これらの作品が一まとめになったのが本ソフトであり、一つ一つ買っていた人は涙目である。日本でも一部作品が完全版商法を批判されているが、それに勝るとも劣らないレベルではないだろうか。 総評 自由自在に動物園を作成できるため、動物好きの人は勿論箱庭ゲーが好きな人でも楽しめる名作。 来客の要求はわがままに感じるかもしれないが、そこは実際の世界も同じと割り切るべきかも知れない。 その他 残念なことに日本では発売されなかったが、海外のユーザーは多く独自に動物を作った人も多い。 ニホンザル・トキ・タヌキ・イリオモテヤマネコといった日本固有の動物やネッシー・キングコングなどの架空の動物、さらにはピカチュウやイーブイといったポケモンを作り出した猛者もいる。ほとんどのサイトが承認制ないし閉鎖になってしまったのは痛いところ。 DSに移植はされたが、出来は微妙。詳しくは下記。 その後、2011年に開発元のBLUEFANG社が倒産したため、新作の発売は絶望的かと思われたが2013年11月23日にXbox Oneと360で装いも新たな『Zoo Tycoon』(*4)が発売。日本語版も360版が2014年3月20日に、One版が2014年9月4日に発売された。開発は『RollerCoaster Tycoon 3』を手掛けた英国のFrontier Developmentsが担当。 ズータイクーン2 【ずーたいくーんつー】 ジャンル 動物園経営シミュレーション 対応機種 ニンテンドーDS 発売元 THQジャパン 開発元 アルトロン 発売日 2008年3月19日 定価 5,400円 判定 劣化ゲー ポイント 動かない動物たち歩けない園内 概要(DS版) 前述の動物園経営ゲーム『ZOO TYCOON 2』のDS移植版。 パソコン版は動物の種類こそ少ないものの、園内を自由に歩き回る事で動物や客の様子を観察できたり、落ちているゴミの掃除をしたり動物に餌をあげたり体を洗ったりとなかなかの自由度を持つ名作であったのだが…。 問題点(DS版) パソコン版の高いグラフィックをDSで再現するのは無理だったらしく、園内のグラフィックはかなり劣化。内部を歩くどころか動物園を斜め上から見下ろすだけになってしまった。 登場する動物達のグラフィックはかろうじてパソコン版のままだが、全く動かずに突っ立っているだけ。基本ポーズが変わるのはなんと病気の時だけである。 動物の世話もタッチペンで体を擦るなどの作業ゲーに。もっともパソコン版も動物の体をクリックするだけなのだが、その場で足を固定したまま体を揺らすだけなので世話した感が薄い。 動物を手に入れるとカードが手に入るが、その辺の動物図鑑よりも薄い内容なため達成感がない。 もともと難易度が高いゲームではないが、すぐに客が増え多くの収入が入るために手ごたえがない。 評価点(DS版) コアラやコモドオオトカゲなど、パソコン版では手に入らなかった動物達が増加(*5)。 中にはユニコーンやトリケラトプスなど普通の動物園には絶対にいないものも。 ユニコーンやイエティは既存のシリーズ使いまわしではなく、本作オリジナルの新規グラフィック。 総評(DS版) 原作の売りであった自由度とグラフィックが劣化してしまい、残念な出来に。 元々グラフィックを重視していないDSでの移植自体に無理があったのかもしれない。
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運命の呼び声~Call of Fate~◆q4eJ67HsvU 探索者(マスター)たちよ。そして銀鍵の守り手(サーヴァント)たちよ。 運命の呼び声の時ですと、シオン・エルトナム・アトラシアの姿をした者は、そう言った。 ▼ ▼ ▼ ――すべてを始めるにあたってまず、このアーカムという街についていくつか語っておく必要がある。 マサチューセッツの州都ボストンより北東20マイル、ミスカトニック河の下流に位置するこのアーカムは、 港町として知られるキングスポートから程近くに位置し、悪名高い魔女狩りの街セイラムからもまた近い。 事実、17世紀末のセイラム魔女裁判を逃れた魔女共がアーカムに流れ着き、隠れ潜んでいたという噂もある。 二人の魔女のうち一人は行方をくらまし、もう一人は街の住民によって縛り首にされたと言われるが、今や知る者は少ない。 ともあれアーカムという街の起こりは概ねその時期であり、現在のフレンチ・ヒル周辺が最初の集落だったと言われている。 港町としてのアーカムの発展は近郊のキングスポートの影に隠れて遅々として進まなかったが、 アメリカ独立戦争においては私掠船の停泊地として、また長距離交易の中継港として、そこそこの賑わいは見せた。 戦争が終わると貿易拠点としてのアーカムの価値は地に落ちたが、しかしアーカムの真の発展は19世紀に入ってからとなる。 海上交易が廃れることを予見した人々によって繊維工場が相次いで建てられ、農業や貿易の衰えと反比例するかのように工業が盛んとなった。 新聞社が設立され、電話線が通り、南北戦争の後にはガス灯が灯り、市警察が設立され、タクシーが走るようになっていた。 そして何より、この街を支えているのはミスカトニック大学の存在だった。 18世紀末に貿易商の遺産と蔵書を元に設立されたこの大学はアーカムの中心として成長し、年々その規模を大きくしていった。 蔵書の充実が魅力となってか市外から名のある学者たちが続々と集まり、ミスカトニック大学の教授陣に名を連ねた。 19世紀になってニューイングランド一帯を襲った景気の停滞も、ことアーカムにおいては大学の存在がその影響を和らげた。 ミスカトニック大学を中心とした人の往来が、閉塞した地方都市にありがちな行き詰まりを打破したのである。 今日に至るまでミスカトニック大学の名は広く知られ続け、アーカムもまた大学街として隆盛を誇っている。 しかし、このアーカムという街の底には、未だに仄暗い何かが横たわっているように思える。 旧い魔女狩りの時代から続く陰鬱な空気は、アーカムが経済的に発展した今なお、石畳の下で息づいているのだ。 曰く、ミスカトニック大学の大図書館には、禁じられた魔導書の写本が眠るという。 曰く、かつて書庫に忍び込もうとして番犬に噛み殺された青年は、人ならざる異形であったという。 曰く、魔女の隠れ家と伝えられる場所で寝泊まりしていた学生が、何者かによって心臓を抉り取られて死んだという。 曰く、街の郊外に存在する廃屋にはおぞましく飛び跳ねる名状しがたいものがおり、近付く者を襲ったという。 曰く、呪われた漁村インスマウスからこの街に来た者どもは、みな一様に魚めいた異相をしていたという。 曰く―――― いずれもただの風聞に過ぎない。だが、これ以上語る必要もないだろう。 このアーカムで真実に近付くことは、この世ならざる神秘にその身を晒すことに他ならない。 深淵を覗き込むのならば、心せよ。誰もお前の精神を守ってはくれないのだから……。 ▼ ▼ ▼ 【 01: Library Use 】 ミスカトニック大学キャンパス内、大学図書館。 今しがた架空都市アーカムの歴史に関する本を読み終え、《鷺沢 文香》はほうと一息ついた。 「伝説に満ちた街、その裏側に潜むもの……このアーカムは、ただの舞台装置ではないのでしょうか」 文香は、自分がこの場所にいる意味を今までずっと考え続けている。 ただの偶然で片付けてしまえば気が楽なのかもしれない。それでも、思案を止められないのが文香の性分だった。 銀の鍵。聖杯戦争。サーヴァント。そして万能の願望器。 自分が巻き込まれたそれらについて何も知らないままでは、きっと何も出来ずに終わってしまいそうで。 ……終わる、というのが自分の死を意味することを思い出し、文香は肩掛けの裾をぎゅっと掴んだ。 未だに戦争を実感できたとは言いがたい文香にとっても、死を想像するのは恐ろしい。 きっとこの街で文香が命を落としたとして、誰一人として悼んではくれないだろう。 家族も、やっと打ち解けてきた事務所の仲間も、そして自分を新しい世界に連れ出してくれたプロデューサーも。 文香にとって大切だと思える人たちの誰もが、文香の死にすら気付かない。 こんな見知らぬ街で、孤独に、ただ孤独に、ひとりで……。 「アーチャーさん……っ」 文香の漏らした呟きに答えるように、叛逆者の英霊《ジョン・プレストン》が実体化した。 まるで機械のように冷徹な男。文香は未だに彼への潜在的な恐怖心を拭い切れていない。 それでも、彼が詩の美しさに揺さぶられるような感受性を持つこともまた分かっているから。 その感受性が自分と彼との縁だったのではないかと、そう感じているから。 彼がいれば自分は孤独ではないと、ひとりぼっちではないのだと、そう思おうとした。 「……書物もいい。だが、周りにも目を向けろ。もうじき、始まるぞ」 プレストンは多くを語らない。その言葉は常に端的だ。 ゆえに人一倍内側に考えを篭もらせるタイプの文香は、無意識に言葉の裏を考えようとしてしまう。 始まるとは無論、聖杯戦争のことだろう。いよいよ役者が出揃い、戦いの幕が切って落とされる。 知識を得るのがいかに大事なことでも、いずれ自分の世界で思案を巡らせるだけではいられなくなる。 (私ももっと、他の人と関わるべきなのでしょうか) 思えばミスカトニック大学に「通い始めて」以来、文香はあまり他の学生と話した記憶が無い。 人との関わりがなければ、このアーカムで埋もれてしまいそうな、そういう感覚がある。 試しにこの大学図書館に通う学生とでも、話をしてみるのもいいのかもしれない。 そういえば、この図書館には講義にも出ないでずっと入り浸っている学生がいると聞いたような気がする。 あだ名は確か、図書館の魔女――。 ▼ ▼ ▼ 【 02: Natural History 】 表面上は魔術とは無縁の生活を送っているはずなのに、いつの間にか魔女と呼ばれるようになってしまったことについて、 正直なところ《パチュリー・ノーレッジ》はかなり辟易としている。 これでも幻想郷と勝手の違う近代社会へ溶け込もうと、最低限の注意は払っているはずなのだが。 服装だっていつもの装束では目立ちすぎると考え、自分なりに現代風の格好を揃えてみたのだ。 いくら現代のアーカムについての知識は持っているとはいえ、流行風俗についてはどうしようもない。 まぁ、少なくとも目をつけられなければいい。まだ目立つには早過ぎる。 この聖杯戦争において、自分の正確な立ち位置を定めていない今のうちは、まだ。 「ったく、ようやく戦の臭いがしてきたってのに、辛気臭い顔してんじゃねえよ」 「辛気臭いは余計よ、セイバー。貴方の戦馬鹿に付き合わされたら、こっちの身が持たないわ」 まだ早すぎる、と言っているのに。 パチュリーのサーヴァント、《同田貫正国》は好戦的な姿勢を一向に崩そうとしない。 武者震いというのだろうか、近付く戦いの予感に沸き立っているのがそばにいるだけで分かる。 刀剣の付喪神のようなものなのだから、武者震いというのもおかしな話だが。 「時が来れば戦わせると言ったでしょう。今は待ちなさい」 今のパチュリーは魔術師というより猛獣使いだ。 目を離せば鎖をちぎって獲物に飛びかかりそうな獣を、なだめすかして飼い慣らしている状況。 猛獣が自分にとりあえずは忠実なのが、救いといえば救いだが。 (戦うことだけがプライド、か。魔法使いとはつくづく無縁の生き様ね) 彼の在り方を受け入れるには、まだしばらく時間が掛かりそうだ。 だが、そんなことは関係ない。ここが何処であろうと、相手が誰であろうと。 パチュリー・ノーレッジのプライドが魔術にある以上は、当面は魔術師の流儀でいかせてもらう。 ▼ ▼ ▼ 【 03: Pilot 】 戦いの中で、己の力を示すこと。 それこそが、《クリム・ニック》にとってのプライドである。 宇宙世紀から幾千年の時をおいたリギルド・センチュリーにおいても、モビルスーツパイロットの矜持は変わらない。 もちろんそれは、モビルスーツを降りて本来の世界ではまったく無縁だったはずの戦争に加わることになってもだ。 聖杯戦争。万能の願望器を賭けた、魔術師同士の決闘儀式。 その手のオカルティズムなるものに対してクリムは造詣など深くはないが、だからこそ奮い立つ。 トライする。チャレンジだ。運試しに賭けてみる。 クリム・ニックはそういう事柄に命を懸けられる男である。 「……相変わらず、呑気な様子ね。緊張感というものを教わらなかったのかしら」 「緊張? していますよ。私は常に緊張を保ち、それと同時に緩和を実現しているのだ。 それが戦場に立つ者の流儀というもの。そうでしょう? 戦姫さま」 「否定はしないけれどね。ある意味大物なのかしら、まったく」 「そうとも。私は大物なのです。稀代の傑物と呼んでいただいて構わない」 そう言うと、槍の英霊《リュドミラ=ルリエ》は呆れたと言わんばかりに首を振った。 決して関係が険悪なわけではないのだが、どうも変な奴だと思われているようなのがクリムには不満である。 とはいえ、それも戦場に出る前までのこととなるだろう。 モビルスーツの操縦桿を握らなくとも、天才と呼ばれるに足る男であると証明するまで。 「戦姫さまにも近々ご覧に入れましょう。この天才クリムの目の冴える采配ぶりを」 「はいはい、期待はしておくわ」 「これはつれない。だがこのクリム・ニック、大統領の息子という生まれで評価されてきたわけではない。 この血ではなく己の実力で名を挙げて来たのだ。それはいずれ分かっていただく」 自信満々に言い切るクリムに、リュドミラは何処か思うところのあるような視線を向けた。 ▼ ▼ ▼ 【 04: Credit Rating 】 生まれひとつで、人を取り巻く世界は何もかもが一変してしまう。 みすぼらしいボロを纏った自分と、きらびやかなドレスを身につけたかつての親友。 認められるはずがない、そんなことは。 私は「選ばれた側」なのだ。「ドレスを身につける側」でなければならないのだ。 「その通りでございます、プリンセス・ローズマリー」 「あなた様こそが本当の姫です、プリンセス・ローズマリー」 「真に高貴な血統はあなたから生まれるのです、プリンセス・ローズマリー」 自分を称える言葉と共にかしずく者達を《ローズマリー・アップルフィールド》は見下ろした。 少なくともこのアーカムにおいて、ローズマリーはみすぼらしい孤児ではない。 歴史ある屋敷に住み、綺麗な服を着て、豪華な食事を口にする。 まるで貴族のようだ。まるで。 「王子様?」 「ここにおります、プリンセス・ローズマリー」 銀髪をなびかせて進み出る、この館で誰よりも美しい剣士。 己のサーヴァント、《グリフィス》の声を聞くたびに、ローズマリーは陶酔感すら覚える。 この完璧な殿方が、自分のためだけに尽くしてくれるという事実。 実のところ、この屋敷も、服も、食事も、全て彼の宝具『鷹の団』の一員となった者達に与えられたものに過ぎない。 しかし、グリフィスだけは別だ。彼だけは本当にローズマリーが所有しているのだ。 これこそがプリンセスの特権なのだ。 「私、この借り物の暮らしじゃ満足できないの」 「分かっております。あなたに相応しいのは、あなたの為だけに造られた王国」 「なら、貴方のその美しい剣で、私の夢を遠ざける人達を皆殺しにしてみせて?」 「仰せのままに。我が鷹の団が、必ずやプリンセスの敵の在り処を暴き立てましょう」 その頼もしい言葉に、ローズマリーは頬が熱くなるのを感じた。 この忠実な騎士は、自分のためなら誰だって殺してくれるだろう。 そんな男を従える自分は、やはり「選ばれた側」の人間なのだろう。 ――今この瞬間もグリフィスが嗤いを噛み殺していることに、ローズマリーは気付かない。 ▼ ▼ ▼ 【 05: Law 】 悪意に満ちた笑みに、《アイアンメイデン・ジャンヌ》は不信の眼差しでもって応える。 世界に平和をもたらすために聖杯戦争を戦い抜こうとしているジャンヌにとって、眼前の存在はあまりに耐え難い。 傲岸不遜の極みにして、残虐非道の化身たるもの。 このような男が『神』を名乗ること自体が、法神を従えるシャーマンであるジャンヌには許せずにいる。 「ヤハハハ、随分と嫌ってくれるではないか。この神を率いる栄誉に浴しているのだ、誇るべきだぞ聖・少・女」 「……戯言を。私のために力を尽くす気など無いのは初めから分かっています、ライダー」 「貴様のためだろうがそうでなかろうが、何も変わらん。我は神なり、神の前に立つ者はただ滅ぶのみ。 最後に立っているのが我らであれば、どのみち聖杯は降臨し願いは叶う。ヤハハハハ、違うか?」 違いはしない。しかし、それとこれとは話が別である。 確かにこのライダー――《エネル》は、此度の聖杯戦争において最強の英霊の一角だろうとジャンヌは考えている。 自然の猛威そのものを宝具として持つこの男は、その過剰なまでの自信に相応しい戦果をもたらし得るだろう。 だが、このような英霊に――悪意に満ち満ちた「神」に、自分の運命を預けることが出来るだろうか? 「まあいい。貴様の下らぬ令呪で気晴らしも出来ずにいたが、これでようやく興も乗るというもの」 「……殺しを愉しむなと言ったはずです」 「愉しむのはついでだ。魔術師だろうがサーヴァントだろうが、この神・エネルに無礼を働く以上は当然死んでもらう……。 どのみち殺すならば、愉しまずば損というものではないか。なに、木っ端英霊ごときでも道化役は務まる」 「……………………っ」 ジャンヌは奥歯を噛み締めた。 耐えなければならない。法の秩序があまねく行き渡る、完全平和の世界をもたらすために。 聖杯戦争集結まで耐えて、耐えて、耐えて……全ての縛りから解き放たれるであろう、聖杯降臨のその時には。 必ずやこの神を名乗る不遜な男に、法神シャマシュの名において正義の裁きを下してみせる。 だがそれまでは――この男を、上辺だけでも神と認めなければならないのか。 ▼ ▼ ▼ 【 06: Occult 】 神様は信じるものでも、すがるものでも、ましてや畏れるものでもなく、ただ心の中に想像しては楽しむもの。 つまるところ《神崎蘭子》にとっての神とは、今までずっと信仰とは遠い概念だった。 神の実在を心の底から信じなくても生きていけるし、だからこそ光と闇の夢想に遊ぶことも出来たのだ。 いるかいないか分からない。でも、いたらちょっとだけ楽しいかもしれない。 空想を好む内気な少女の、それが神に対する認識だった。 だから、太陽神の血を引くという大英雄《カルナ》を実際に目の当たりにして、蘭子は内心の戸惑いを捨てきれずにいる。 神の子がいるのなら当然神様も、もしかしたら魔王もいるのかもしれない。 遠い世界の話だと思っていた存在が、自分と地続きのところにいるという事実。 確かに存在するのならば、それはきっと、確かに向き合わなければならないもののはず、なのだけれど。 「どうした、主。いつもにも増して顔色が悪いぞ」 「わ、我が白き肌は生まれ落ちし刻よりのもの! 決して心の内なる泉に翳りが生まれるなどということは――」 「そうか。ならいいが」 「…………うぅ」 率直に言えばまだ分からないのだ、彼のことが。 太陽神スーリヤの息子、不死身の大英雄カルナ。 彼はあまりにも、己を語らない。今だって、自分を心配してくれたのか、ただ気になったことを口に出しただけなのかすら分からない。 蘭子も、自分の気持ちを人に伝えるのが苦手だ。尊大な態度のポーズは、弱気な自分を奮起させるためでもある。 だからこそ、自分の気持ちが伝わらないのが、彼の気持ちが届いてこないのが、怖い。 カルナが自分を主として認めてくれている、そのことだけは確かだ。 ならば蘭子も、この神代の大英雄の主として相応しいように振る舞い、彼の期待に応えないといけないのに。 「我が力は未だ翼を広げぬ雛……太陽を纏って羽撃くにはあまりに幼い、か……」 「オレの鎧のことなら案ずるな。常時展開してはお前の魔力では保つまい、切り札として留めおく」 「あぁっ、太陽を纏うとはそのような意味では……なくもない、けど……」 その冷徹にすら見える姿の裏で何を考えているにせよ、彼が自分を気にかけてくれているのははっきりと理解できる。 だったら、成長しなければいけないのだろう、きっと。 それはきっととても辛く、苦しく、困難な道のりなのかもしれないけれど。 神崎蘭子はアイドルだ。だからこそ、夢は夢で終われない。 ▼ ▼ ▼ 【 07: Hide 】 夢に潜る魔を殻として生まれ出で、夢と現のハザマでたゆたうように存在するもの。 オリジナルの夢魔との区別を考えるのならば彼女のことは《白レン》と呼ぶべきだが、ここは単にレンと呼ぼう。 彼女はここしばらく、白猫の姿をとってアーカムの市街地を、商店街を、裏路地を駆けていた。 猫の姿のほうが都合がいいというのもある、しかしそれだけが理由でもない。 レンは今、己のサーヴァントの宝具の影響を受け、自分の世界「真夏の雪原」の中でしか力を振るえない。 アーカムの通常空間では、白の少女の姿を取ることすら一苦労だった。 『首尾はどうだい、マスター?』 「良くも悪くもないわね。そう簡単に尻尾を出す馬鹿ばかりではないか」 『そんなこと言って、こないだ一組仕留めたばかりじゃないか』 「あれはたまたま……というより、既に淘汰が始まっているのかも」 『淘汰?』 「私達以外にも動いてる奴らがいて、実力のない連中はあらかた狩られた後、ってことよ」 霊体化して付き従うサーヴァントに、猫の姿のままで言葉を返すレン。 キャスター――《ドッペルゲンガーアルル》はふーんと気のない返事をし、それから思いついたように言葉を足した。 『あれ、良くも『悪くも』ないっていうのは?』 「いくつか気になる噂は耳にしたわ。あとで教えてあげる」 『あはは、流石に猫に聞かれてるとは思わないだろうね。でも、噂かぁ』 「あら、噂は馬鹿にならないものよ? 他ならぬタタリから生まれた私が保証してあげる」 レンは、自分達に正面切って他のサーヴァントとやり合える力があるとは思っていない。 アルルの魔術師としての能力がいくら高かろうが三騎士には通用しないし、自分の力だって今やこのザマだ。 だが、いくらでもやりようはある。 夢魔の力。タタリの力。あらゆる認識を曖昧(ファジー)にするという、ドッペルゲンガーの力。 邪道こそが我らの正道。相手の裏を掻き、隙を潜り、真夏の雪原に引きずり込んで始末してやる。 『そーいえば、マスターが聖杯に懸ける願いってボク聞いたっけ?』 「はぁ? とっくに話したじゃない、のうみそぷーは貴女じゃないの?」 『あーっ、ひどいなぁ』 「もうこれっきりだからちゃんと聞きなさい、私はね――」 ひとりから分かれたひとりの片割れが、ふたり並んでアーカムの街を往く。 ▼ ▼ ▼ 【 08: Listen 】 一人から分かれた二人の片割れ。 アーチャーとして現界した虚の世界の英霊《ストレングス》の出自は複雑なものだ。 このアーカムで出会って以来少なからぬ言葉を交わしたが、彼女のことをちゃんと理解出来ているのかは分からない。 もっとも、彼女にとっての自分も同じかもしれない。分かり合うというのは、難しいことだから。 「はい、一騎カレーお待たせ」 喫茶店『楽園』――アーカムの下町、リバータウンで最近評判の店だ。 商業地区から少し離れているにも関わらず客足が途絶えないのは、コーヒーや紅茶よりも名物の料理にある。 雇われ調理師である《真壁一騎》の作るカレーやケーキは絶品だと、密かな評判になっているのだ。 それを目当てに、リバータウンだけでなく河向こうの市街地からも客が訪れている。 結果、一騎は彼らの注目の的となり――否応なしに、彼らの生活を見せ付けられている。 「……このアーカムに暮らす人達にも、それぞれの暮らしがあるんだよな」 呟く。 聖杯戦争などという血で血を洗う儀式の只中にいながら、一騎は穏やかな人々の暮らしと共にあった。 最初こそはストレングスの勧めで店内の客の話に聞き耳を立て、情報収集を図ってみたのだが。 話される内容はどれも当たり前の日常のことばかりで――それが今の一騎には愛おしく、そして辛い。 友人の結婚式が近い。取引先の役員が横暴だ。次のテストのヤマはどこだろう。 ここのところ天気が悪い。このカレー美味しい。ダウンタウンで怪人騒ぎが。子育てについて悩んでいる。 隣のクラスの子に告白したい。最近暇だ、何か面白いことでも起こらないだろうか―― 平和だ。少なくとも表向きは、戦争なんて遠い世界のことのようだ。 彼らは何のためにいるのだろう。このアーカムが架空都市なら、彼らもまた他の世界から呼ばれたのだろうか。 そして架空都市が聖杯戦争のために存在するのなら、彼らの役割は目くらまし……そして、生け贄。 『一騎……』 「……分かってる、アーチャー。これはきっと、余計な感傷なんだ。でもさ」 『うん。言いたいこと、分かるよ。あの人達も、きっと……』 「ここにいたい。存在したいはずなんだ。俺が、俺達がそうであるように」 存在することの重み、そして痛み。 真壁一騎は、竜宮島を離れてなお、その頚木(くびき)から逃れられずにいる。 ▼ ▼ ▼ 【 09: Psychology 】 そこにいるのに、そこにいない。 そこにいないのに、そこにいる。 確かにそこに存在するはずなのに、その存在は何処までも虚ろで、何処までも空っぽで、何処までも「無」だ。 バーサーカーとして召喚された虚空の英霊――かつて《広瀬雄一》と呼ばれていた少年を形容する術は、それしかない。 遥か外宇宙から来たりし精神体をその身に宿し、万物を消し去る力を手にした、しかし元を辿ればただの少年。 彼の物語は最悪の災厄であると同時に、ある意味ではありふれた、存在の痛みを巡る叫びでもあった。 『――――』 彼は何も語らない。 狂化スキルによって言語能力を奪われたからなのか、もともと言葉を持たない英霊なのか。 何も語らず、何も表さず。その整った容姿からも、「虚ろ」以外の何物も感じ取れはしない。 媒介を用いないサーヴァントの召喚は、マスターとの縁によるものであることが多いらしい。 それが《木戸野亜紀》にとっては、自分でも不可解なほどに不愉快だった。 「……姿だけじゃなく、完全に私の前から消えてくれればいいのに」 こめかみに指をやり、溜め息をつく。 あの少年を見ると無性に苛立つのは、被虐体質スキルとやらのせいなのか、それともそれ以外の何かか。 夢で見た彼の過去……亜紀の過去ともどこか重なる、あの虐げられた記憶のせいか。 同属嫌悪。その陳腐な言葉が頭をよぎり、亜紀はかぶりを振ってその考えを払った。 「ただでさえ魔力消費で体が重いのに、まったく……」 非戦闘時でこれならバーサーカーの力を戦いの中で使いこなすのは困難かもしれないが、亜紀にとってはどうでもよかった。 自分はこのアーカムに聖杯を求めてやってきたわけではない。 元の世界に戻れさえすればいいのだ。文芸部のメンバーが待つであろう、あの世界に。 恭の字ならこんな時どうするだろう、と無意識に考えてしまった自分に気付き、亜紀は自嘲した。 万能の願望器を巡る聖杯戦争。 願いを叶えるための戦いの中で彼のことを考えていたら――いずれはやましい考えまで、一緒に浮かんでしまいそうだ。 ▼ ▼ ▼ 【 10: Navigate 】 《空目恭一》は、確かに親しい人間には魔王陛下と呼ばれている。 しかし、自分と契約したというこの神隠しの主犯に繰り返しその名で呼ばれると、流石に鬱陶しげな表情にもなる。 「つまり私がそう呼ぶのが不満ですのね、魔王陛下?」 「そうではない。お前が俺のことをなんと呼ぼうが、どのみち愉快なことにはならん」 「あら、それならば何がお望み?」 「端的に言おう。必要もないのに口を開くな」 「それは残念。でもね、必要と不必要の境界は曖昧なもの。分かるでしょう、魔王陛下」 「…………」 「彼女」ではないもう一人の神隠し――《八雲紫》にまともに取り合ってはいけないということは、既に思い知っている。 意味のない戯言を弄ぶことを何よりも楽しむような妖怪だ。理由を求めようとすれば余計な労力を消費するだけだ。 かといって、黙れといって黙るタマでもない……このやり取りも、もう何度目か。 「それにしても、大学生に紛れても意外とばれないものねぇ」 「別に大学側がいちいち学生のチェックをしているわけでもあるまい。図書館の稀覯書は流石に許可がいるようだが」 「欲しいなら、私が境界をいじって忍び込む?」 「どうしても必要になればな」 身分上はハイスクールの学生になってはいるが、空目はほとんどの時間をミスカトニック大学で費やしている。 知識を得るにはこれ以上の場所はない――「彼女」を取り戻すために、知るべきことは多い。 聖杯戦争に積極的に関与するつもりがなくても、いずれはそれについての知識も得る必要があるだろう。 「神隠しとしての本分を果たすのは先になりそうね。それで、魔王陛下はこれから何をするおつもり?」 「そうだな――」 そういえば、ミスカトニック大にはオカルトめいた講義をするという民俗学の教授がいると聞く。 会ってみるのもひとつの選択肢かもしれないと考えながら、空目は神隠しを引き連れて講義堂の影に消えた。 ▼ ▼ ▼ 【 11: Psychoanalysis 】 《竹内多聞》はミスカトニック大学でそこそこ人気のある講師だが、学生の熱心さがその人気に比例するとは断言しにくいものがある。 現に今日の講義に参加している学生たちも、講義でいかに突拍子もない説が飛び出すかを期待している節がある。 無論、竹内は何の考えもなしにオカルトを吹聴するつもりがあるわけではないし、不真面目な聴講者には相応の課題を持ち帰らせている。 とはいえ……アーカムに来る以前に比べて、より講義の内容が思索に寄ったものになっているのは否めない。 他でもない、竹内自身が自分の考えを纏め上げるために、講義を利用しているからでもあるのだが。 「それで、真実には少しは近づいたかね、マスター? おお、言わずとも分かる。分かるとも。 そのぶんでは遠いな、実際遠い。真実はすぐそこにあるのだ、マスター、手が届くほど近い。 しかしこのままでは5マイル先まで霧だ。私が導いてもいいが、しかし、ふふふ」 「アサシン……突然現れてまくしたてるのはやめてくれと言ったはずだ」 ……竹内にとって、講義の間はこの狂ったサーヴァントに話しかけられないで済む貴重な時間でもある。 アサシン、ニンジャ真実に辿り着いたと嘯くこの《メンタリスト》は、言葉を交わすだけで人間の精神を引きずり込む力があるようだ。 竹内にとって彼は貴重な協力者である。邪険にするつもりはない。いざとなれば彼の力を頼ることにもなるだろう。 しかし、彼の言葉に耳を傾けすぎると、自分自身の自我境界が不安定になっていくのを感じるのだ。 「私はマスターに真実に到達して欲しいのだ。何かおかしいことがありますか? ありませんね? なのに、ふふふ、マスターは私の力を使おうとしない。視界を奪えるのでしょう? 見たくないかね? 私の見ているものをマスターが見る。そうすれば真実は近いぞ。ふふふ、試してみては?」 「……遠慮しておこう」 「ふふ、残念だ。そうとも、大いに残念だとも。マスターにも私の視界を、ふふふ、いつでも言ってくれたまえ」 実際のところ、アサシンに視界ジャックを使うというのは、客観的に見れば有効な手なのかもしれないが。 竹内には当面それを行うつもりはなかった。理由は言うまでもない。 有名な警句だ。深淵を覗く時、その深淵もまた、お前を―― (このアーカムで真実にもっとも近いのは、おそらくキーパーのサーヴァントだろうが。さて) アサシンの言葉をほどほどに聞き流しながら、民俗学者は考え込む。 ▼ ▼ ▼ 【 12: Martial Arts 】 (それでは、君はあのキーパーの声に聞き覚えがあると?) 『あ、ああ……済まない、もう少し考えが纏まってから話す』 今までの彼女――槍の英霊《リーズバイフェ・ストリンドヴァリ》らしからぬ歯切れの悪い返事に、 《亜門鋼太朗》は僅かな困惑を含んだ眼差しを返した。 彼女が清廉潔白な英霊であることは、他ならぬ亜門自身がよく知っている。 亜門自身が背中を預けてもいいと言い切れるほどに。 だからこそ、話せないのならば今は信じるしかない。彼女が自分を同じように信頼してくれていることを。 「何をガタイに似合わないシケた顔をしてるんだね、亜門君」 「す、すみません署長」 「HAHAHA、よいよい。男はたまにはミステリアスなところも見せたほうがいいからな」 「はは……」 署長の声で、亜門は会議という現実に引き戻された。 聖杯戦争のことは一旦頭から締め出し、手元の資料へ目をやる。 あの連続衰弱死事件については首謀者のマスターとサーヴァントを始末したはずだが、 ここアーカムではそれ以外にも不審な事件が起こっているらしい。 イーストタウンではチンピラが外傷なしの謎の不審死を遂げているという報告もある。 亜門にとってそれ以上に気になるのはロウワーのスラム街で起こっているという殺人だが。 「まるでグールだな」 「"喰種(グール)"……!?」 「"喰屍鬼(グール)"だよ。地下鉄に棲んでいて、人間を捕まえて食うという」 「は、はあ。都市伝説か何かですか」 ともあれ魔術師絡みの線も捨てきれない。亜門が自ら志願すると、上司はそう言うだろうと笑った。 「例の捜査官に手柄を掻っ攫われないように気をつけたまえよ、亜門君」 「FBIから出向してきたという彼ですか。外見と言動こそ奇矯ですが、有能な男だと聞いていますが」 「だからだよ。アーカム市警がこれ以上舐められるわけにもいかんのでな。頼むぞ亜門君」 上司の励ましを背に、会議室を後にする。 リーズバイフェの沈黙も気になるが、亜門には考えるべき問題が山積みのようだ。 ▼ ▼ ▼ 【 13: Track 】 「ひどい有様だな。山火事とハリケーンが同時にでも来たのか?」 ロウワー・サウスサイド。スラム街の一角、廃ビル内の事務所を見回しながら、青年は呆れた声を出した。 外見も、声も、まだ若い。色素の薄い髪をすべて後ろに撫でつけている。 しかし彼と対面した者は、すべて彼のとある一点に視線が吸い寄せられることになるだろう。 それは彼が被っているマスクである。視覚補助と記録媒体を兼ねているというその仮面は、しかしまともな人間が被るものではない。 その仮面がそのままコードネームとなり、彼は《マスク》と呼ばれている。本名は公にしていない。 「おっと、動くなよギャングども。貴様らには別件の手配状が出ているのだ。 つまりは私には捜査権限がある! もっともその有様で暴れられるようならだがな」 縛られた状態で汚れた床に転がったギャング達を見下ろし、マスクはオーバーに肩をすくめて見せた。 間抜けな話だが、ギャングの事務所が押し込み強盗にあったらしい。 FBI捜査官として別の事件を追ってロウワーに乗り込んだマスクがこの現場を見つけたのは、実際のところただの偶然だった。 もっとも、使えるものは使わせてもらう。これでアーカム市警に恩を売れば、もっと市内で動きやすくなるというものだ。 それに。 (どう思う、アサシン?) 『明らかに錬金術……聖杯戦争の流儀に合わせるならば、魔術によるものだ。自然ではない』 (やはりか。ただの物盗りではないな) アサシンのサーヴァント、《傷の男(スカー)》の答えにマスクは頷いた。 マスクは魔術に明るくない。そちらの方面にそれなりの知識を持つアサシンを召喚できたことを感謝する。 やはりこれは魔術師が……十中八九、聖杯戦争の関係者が何らかの目的をもってやったこと。 ならば追跡すれば、いずれは何らかの情報を得られるかもしれない。 (運が巡ってきたか。見ていろ、聖杯に連なるサクセスは私が掴む!) ギャング達が不審げな視線を向けるのも構わず、マスクは好戦的な笑みを浮かべた。 ▼ ▼ ▼ 【 14: Fast Talk 】 「ね、ねえリナさん。本当に、あんなに派手にやっちゃって大丈夫だったのかな……?」 「なによ、今になってあたしのやり方に不満が出てきたってわけ?」 「い、いや、そういうわけじゃないんだけど」 「だったらこう、ドーン!と構えてなさいよ。男の子でしょ?」 彼女――キャスター《リナ=インバース》はそういうが、流石にギャングを丸ごとひとつ潰したのはやりすぎではなかろうか。 流石に魔術を使ったなどとは思わないだろうが、アーカム市警も馬鹿ではないだろう。 自分は鎧を着ていたから顔は見られてはいないだろうが、もしも素顔だったら手配書が出回っていたと考えると気が滅入る。 《アルフォンス・エルリック》が召喚したサーヴァントは本当に規格外だった。魔力量も、その行動力もだ。 ドラゴンすらまたいで通る――その逸話が嘘偽りではないことを、アルフォンスはこれまでの時間で散々思い知らされている。 「肝っ玉が小さいわねぇ。それでもあたしのマスターなわけ?」 「リナさんに付き合える肝っ玉の持ち主がいたら見てみたいですよ……」 「何か言った?」 「言ってません!」 「ならばよし! だいたい、あたし達がしたのは悪党退治! 何一つ恥じることなんてないわ!」 (勢いで言いくるめられてる気がする……) リナに見つからないように溜め息をつく。 どうやらアルフォンスは、勢いで振り回される星の下に生まれてきたようだ。 今は覚えていないけれど、兄――エドワード・エルリックも弟の自分を散々振り回しながら旅を続けていたようで。 記憶がないとはいえ、今のリナとの関係にどこか懐かしさのようなものを感じているのもまた事実だった。 (兄さん、か) アルフォンスにとっての聖杯戦争は、すべてエドワードともう一度出会うためのもの。 もしも旅の記憶が戻れば、今よりもっと兄に、聖杯に近づけるのだろうか。 ▼ ▼ ▼ 【 15: Operate Heavy Machinery 】 勇者、《三好夏凜》には兄がいる。 文武両道で、完璧超人で、それなのに自分のことをいつも気にかけてくれて。 そんな兄と自分を比べて、どうしても追いつきたくて、認めてほしくて。 それが夏凜にとっての出発点であり、勇者に選ばれるための努力を始めた最初のきっかけだった。 だけど、今はそれだけじゃない。認められたいから戦うんじゃない。 勇者であること、それがみんなとの絆だから。 大切な人を守るために勇者になったんだって、今なら胸を張って言えるから。 だから、あの時『満開』したことにも、後悔はきっと無い。 「考え事か、夏凜?」 「そういうんじゃないけど。まぁ、勇者の憂鬱ってやつよ」 「そうだな。勇者であろうとも、時には思い悩むこともあるさ」 「何よ、凱! 勝手に理解者みたいな顔しないでくれる!」 夏凜と凱、すなわちライダーのサーヴァント《獅子王凱》は今、アーカムの上空にいる。 といっても飛行機をチャーターしたわけでも、魔術的な手段を使って飛んでいるわけでもない。 凱の最終宝具、『勇気ある者たちの王(ガオガイガー)』の部分展開。 本来莫大な魔力を必要とする宝具ではあるが、ファイナルフュージョンを伴わない場合、実は個々のマシンの神秘性は低い。 あくまでガオガイガーの神秘は凱・ギャレオン・Gストーンの三位一体にあり、あくまでガオーマシンはテクノロジーの産物。 ゆえに例えばこのように、航空機ステルスガオーⅡを召喚し、騎乗スキルで操縦することは可能である。 「それにしても、こうして上から見ると、本当に普通の街ね……ここで戦争が起きてるなんて信じられない」 「だが、事実だ。夏凜と俺は、夏凜の世界と友達を守るために戦う。そうだろ?」 「もちろんよ。私の世界は……私の友達は、絶対に助けて見せるんだから」 「その意気だ。だが、お前一人で戦うんじゃない。俺たちの勇気を信じろ」 最初は暑苦しくて馴れ馴れしい奴だと思ったけれど、凱の言葉には確かに人の心を勇気付ける力があるようだ。 これが、自分だけでなく人にまで勇気を与えられるのが、本物の勇者なのだろうか。 友奈が、夏凜に戦う勇気をくれたように。 (まだ一人倒しただけ。この街にはまだまだ戦うべき相手はたくさんいる。でも、勝たなくちゃ) そういえば、凱が最初に倒したあのサーヴァントのマスターはどうなったんだろうと、夏凜は頭の片隅で考えた。 ▼ ▼ ▼ 【 16: Biology 】 「き、きんいろのらいおんがくるの……わたしをいじめにくるのよ、おかあさん……」 駄目だな、これは。 《Dr.ネクロ》は、拾った女魔術師から証言を聞き出すのを早々に諦めた。 このアーカムにおいてネクロに割り振られた役職は、ロウワー・サウスサイドの闇医者である。 医術の心得はあるし、この少女の姿では他の地区では大っぴらに動きにくい。 治安の悪さゆえに余計な詮索を済むロウワーを拠点と出来たのはネクロにとってありがたいことだった。 おまけに闇医者ともなれば、公にしにくい理由で怪我をした者が勝手に寄ってくる。 聖杯戦争においては悪くないポジションなのではないか……そう思っていたのだが。 「かくいう私も精神科の心得は無いんだよなぁ……こいつはミスカトニックの精神病院にでも放り込むか」 ぶつぶつとうわ言を言いながら歩く女からネクロのサーヴァントが魔力の残滓を嗅ぎ取って、 雑居ビルの診療室に引きずり込んだまではいいものの。 どうやら彼女は完全に精神に異常をきたしているらしく、まるでまともな証言が取れはしない。 聖杯戦争の関係者なのは間違いないのだろうが、こうなってはお手上げだ。 「そう上手くは事は運ばないか……どうした、シン」 部屋の隅に目をやる。 精悍な、しかし眼光の鋭い黒髪の青年、《仮面ライダーシン》に人間体・風祭真が、静かに唸り声を発していた。 彼が感じているのは、怒りだろう。狂化し感情を抑えきれなくなった結果、怒りだけが表出している。 「許せないのか、シン。命を弄ぶ魔術師が」 「…………」 答えは無い。だが、仮に答えられたらイエスと言うだろうということは、ネクロにも分かっていた。 「……なぁ、シン。私もきっと、お前にとっては極悪非道の魔術師だぞ。お前の怒りは、私にも向いているのか?」 答えは無い。だが、仮に答えられたら。 (……アレックス。やはり、私には正義の味方の相棒をやるのは向いていないのかもな) かつての相棒へと向けた呟きは、幸い、今の相棒へは届いていないようだ。 ▼ ▼ ▼ 【 17: Persuade 】 「……それで? 私に何が言いたいの?」 マスターの冷酷な声にその小さな肩をピクリと震わせながら、それでも槍の英霊《セーラーサターン》は毅然として言った。 「お願いです、マスター……不必要に、命を弄ぶのはやめてください……!」 しかし彼女の呼びかけに、マスターたる魔術師《プレシア・テスタロッサ》は溜め息だけで応える。 二人の間には、気を失った少女が一人。このミスカトニック大学の学生である。 彼女は、応用科学部の教授であるプレシアを追って、『工房』のあるこの研究棟まで足を踏み入れた。 勉強熱心な学生なのだろう。手元には講義の資料やノートが束になっている。 恐らくは、プレシアを研究棟で捕まえて、質問攻めにするつもりだったに違いない。 もっとも、猜疑に歪んだプレシアの目にはそうは映らなかったようだが。 「この人は、聖杯戦争の関係者じゃありません……! 命を奪う必要なんて、ないはずです……!」 「私の周りに付き纏っていたのは確かだわ。誰かに暗示を掛けられていた可能性も十分にあるはず」 「で、でも……! 何も殺すことは……それに、あんな」 「あんな? 『魂食い』の対象とする、その命令が貴女にとっては不満なの、ランサー?」 その単語を聞き、サターンは唇を噛んだ。 「……マスターからの魔力供給は十分です。魂食いで魔力を補給する必要なんてないはずです」 「いざという時のこともある。一人分でどれだけの魔力を補給できるのか、知っておく必要はあるわ」 「それでも……!」 「くどいわね! やりなさいと言っているの! 貴女、私に令呪を使わせるつもり!?」 プレシアは激昂し、サターンはただ項垂れる。 それからどれくらいの時間が経ったか、サターンはよろよろと歩き、その槍の先端を少女に向けた。 次に起こったことは、時間にすれば一瞬だった。だが、それだけで済ませてはならない行いだった。 サターンは槍を取り落とし、呆然自失の表情を両手で覆い、その隙間から嗚咽だけを漏らした。 「あはははっ! いいわサターン……貴女のそういうところが見たかったの。これからもアリシアのために尽くしなさい、英霊様!」 死すら気に掛けない魔術師と、優しく気高い英霊の、決定的な断裂がそこにあった。 ▼ ▼ ▼ 【 18: Sneak 】 死すら超克する。 冥界の管理者たる亡霊姫、《西行寺幽々子》にはそれだけの力がある。 死者に生を与えるのではなく、死者を死によってすら開放させない、という意味でだが。 「ガンバルゾー!」 「ガンバルゾー!」 「はいはい、頑張ってね」 気合の叫びを挙げているヨタモノ二人は、数日前に彼女が魂を奪ったチンピラである。 宝具『反魂蝶』で命を抜き取られた者は成仏することは出来ない。 この世とあの世の中間に囚われたまま、幽々子の死霊統率スキルで使い魔として使役される運命である。 「えげつないもんだな、まったく」 「あら、宝具を試せって言ったのはあなたよ?」 「そりゃそうだ。だがな、まさかサンズ・リバーを渡れもしないようになるとは」 「思わなかった?」 「ああ」 「他人の生き死ににそんなに興味のなさそうな顔してるのに」 「そりゃあいい。メンポ越しでも分かるのか」 「分かるわよ。あなた、半分は死んでるようなものだから」 死人か。まったくもってその通りだ、と《シルバーカラス》は自嘲する。 半分死んでいる、ではなく、完全に死んでいるはずだ。それがどういうわけかここにいる。 このアーカムの住人のメンポを被り、聖杯戦争という新たなイクサに身を投じようとしている。 これもまたブッダ殿の思し召しなら、随分と人生というものを弄んでくれるものだが。 (イクサの中で生き、イクサの中で死ぬ。それが少しばかり延びた。それだけのことだ) シルバーカラスの心中に感慨というものはない。 他人の生き死にどころか……今は自分の生き死ににすら。 振り返った幽々子が、これから妖怪桜を植える場所を探さないとね、と言った。 ▼ ▼ ▼ 【 19: Ride 】 サクラ咲く未来、恋、夢。高まる鼓動、抑えずに。 初音島――枯れない桜が咲き誇ったあの島から、この街までいったいどれくらいの距離があるのだろう。 この高らかに響く蹄の音が、《芳乃さくら》の心をアーカムから遠く、故郷へと誘おうとする。 だって彼は……剣の英霊である彼女のサーヴァントは、さくらにとっては昔からずっと英雄だったのだから。 「揺れるか、我が主よ」 「い、いえ! そんなことは全然無くて、その、光栄です、新さん!」 「はっはっは、ならばよい。そのまま掴まっておれ」 「はいっ!」 端的に言えば、夢のようだ。 徳田新之助、もとい、英霊《徳川吉宗》はさくらが幼い頃から憧れ続けた人物で。 彼の白馬にこうして一緒に跨っているという事実が、自分を舞い上がらせてしまう。 あくまでこれはアーカム市の外縁がどうなっているかの確認のため。 それは分かっているのだが、逸る心は抑えきれないものなのだ。 「……ふむ。どうやら地図の外側は森になっているようだが。魔性の気配がするな」 「魔性の気配?」 「踏み込めば取って食われるかもしれん……なに、物の喩えよ」 「つまり外まで出れば逃げられるわけじゃないのか。まぁ、ボクは元々逃げる気なんてないけど」 しかし、浮かれてばかりはいられない。 このアーカムは、確かに聖杯戦争のために作られた舞台のようだ。 逃げ出そうとすれば、何らかの手段でマスターを抹殺してこようとするに違いない。 マスターである以上は、もはや戦うしかないのだ。 「あの、そういえばなんですけど、新さん」 「どうした、我が主?」 「その、恐れ多くも八代将軍ともあろうお方に主と呼ばれるのはなって……」 「なるほどな。あい分かった。ならば、これよりは『さくら』と呼ばせてもらおうか」 「さ、さくら!!!」 ――負ける気がしないと、さくらは思った。 この英霊と一緒なら、自分はどんなに過酷な戦争であろうとも、負ける気がしない。 だって彼は……暴れん坊将軍は、ずっとヒーローだったから。 どんな神話の英雄にだって、物語の英雄が負ける道理は、ない。 ▼ ▼ ▼ 【 20: Art 】 嗤う。嗤う。物語を嗤う。 嗤う。嗤う。舞台を嗤う。 嗤う。嗤う。役者を嗤う。 演出家は誰だ。脚本家は誰だ。舞台監督は誰だ。 狂人《シュバルツ・バルト》は嗤う。 この馬鹿げた舞台に上がったすべての物どもを、嗤う。 まだ気付いていないのか。自分たちの滑稽さに。 何も知らずにいるのか。そんなにも愚かなままで。 ならばいい。知らしめてやろう。この聖杯戦争という舞台のおぞましさを。 黒き森(シュバルツ・バルト)とは、暴き立てることを恐れる深き森を指す。 近づかなければ、何も知らずに済んだのに。だが、もう遅い。もう遅い! 寄り添う影が、《ワラキアの夜》が、小さくカットと呟き、嗤った。 この物語を、嗤った。 ▼ ▼ ▼ 【 21: Conceal 】 ――彼を主役に物語を書くとすれば、それはきっと、悲劇だ。 《金木研》――彼の足取りは、彼自身を除いて誰にも掴めていない。 ただ彼の通った後には、ウォッチャー――《バネ足ジョップリン》の撒き散らす都市伝説が残るだけ。 曰く。 アーカムには、『白髪の喰屍鬼(グール)』がいる、と。 ――この物語をもって、舞台の幕は上がる。 ▼ ▼ ▼ 【 ???: Chutulhu Mythos 】 「これでマスター、サーヴァント、共に二十一。すべての主従が出揃ったわけか」 男の声に、秘匿者(キーパー)《オシリスの砂》は、正しくは26騎です、と応えた。 「既にセイバーが大英雄カルナに、ランサーが勇者王・獅子王凱に、アサシンがドッペルゲンガー・アルルに敗れています。 キャスターに至っては……リーズバイフェのマスターに始末されたようです。ウォッチャーの宝具が彼の礼装に神秘を付与したようですね」 「そしてアーチャーのマスターは戦うことなく発狂、その死は君が見届けたそうだね?」 「ええ。ですから21騎でも間違いは無いといえば、その通りですが」 オシリスの砂が振り返ると、そこにいた赤いローブの男は大げさに頷いた。 奇妙なほど肌の黒い男だった。黒色人種というだけでは説明の付かないほど、漆黒の男。 それだけにその赤い衣装と真っ白な手袋が目を引く。 物腰は紳士的だが、決して心を無条件に許せる男ではないような、奇妙な違和感があった。 「ナイ神父」 オシリスの砂が彼の名を呼んだ。 「当初の予定通り、私は監督役としてアーカムに出よう。何、聖杯戦争では神父が場を監督するものなのだろう?」 「私の邪魔はしないと、約束していただけますね?」 「当然だとも。私の目的は最初から、この舞台を最後まで見届けることなのだから」 神父がそう言って歩き去ると、オシリスの砂は無感情に掃き捨てた。 「……這い寄る混沌め。この聖杯戦争をあざ笑うつもりなのでしょうが、せいぜい見ているがいい」 背後に彼女の宝具たる巨像、『永劫刻む霊長の碑(モニュメント・トライヘルメス)』が出現する。 その手のひらの上で、オシリスの砂は告げる。 アーカムの聖杯戦争、それに関わるすべての人間、そして英霊に向かって。 「探索者(マスター)たちよ。そして銀鍵の守り手(サーヴァント)たちよ――運命の呼び声の時です」 賽(ダイス)は投げられた。 探索者ならば、今こそ、狂うまで戦え――運命の呼び声と。 【邪神聖杯黙示録~Call of Fate~ ――開幕】 BACK NEXT "Watcher" 《神話生物》金木研&ウォッチャー 投下順 001 蒼い空 "Watcher" 《神話生物》金木研&ウォッチャー 時系列順 002 首括りの丘へ BACK 登場キャラ NEXT Saber01 《覇王の卵》ローズマリー・アップルフィールド&セイバー ローズマリー・アップルフィールド&セイバー(グリフィス) 006 God bless the child Saber02 《植物学》芳乃さくら&セイバー 芳乃さくら&セイバー(徳川吉宗) 007 接触 Saber03 《日本刀》パチュリー・ノーレッジ&セイバー パチュリー・ノーレッジ&セイバー(同田貫正国) 002 首括りの丘へ Archer01 《図書館》鷺沢文香&アーチャー 鷺沢文香&アーチャー(ジョン・プレストン) 011 Answer And Answer Archer02 《イグジスト》真壁一騎&アーチャー 真壁一騎&アーチャー(トレングス) 001 蒼い空 Lancer01 《天才》クリム・ニック&ランサー クリム・ニック&ランサー(リュドミラ=ルリエ) 010 妖怪の賢者と戦姫 Lancer02 《心理分析》プレシア・テスタロッサ&ランサー プレシア・テスタロッサ&ランサー(セーラーサターン) 002 首括りの丘へ Lancer03 《心理学》神崎蘭子&ランサー 神崎蘭子&ランサー(カルナ) 003 選択 Lancer04 《守護者》亜門鋼太朗&ランサー 亜門鋼太朗&ランサー(リーズバイフェ・ストリンドヴァリ) 004 アーカム喰種 Rider01 《勇気ある心》三好夏凜&ライダー 三好夏凜&ライダー(獅子王凱) 001 蒼い空 Rider02 《オカルト》アイアンメイデン・ジャンヌ&ライダー アイアンメイデン・ジャンヌ&ライダー(エネル) 006 God bless the child Caster01 《鍵開け》シルバーカラス&キャスター シルバーカラス&キャスター(西行寺幽々子) 008 Horizon Initiative Caster02 《錬金術》アルフォンス・エルリック&キャスター アルフォンス・エルリック&キャスター(リナ・インバース) 007 接触 Caster03 《芸術/演劇》シュバルツ・バルト&キャスター シュバルツ・バルト&キャスター(ワラキアの夜) 004 アーカム喰種 Caster04 《隠れる》白レン&キャスター 白レン&キャスター(ドッペルゲンガーアルル) 008 Horizon Initiative Assassin01 《民俗学》空目恭一&アサシン 空目恭一&アサシン(八雲紫) 010 妖怪の賢者と戦姫 Assassin02 《怒り》マスク&アサシン マスク&アサシン(傷の男(スカー)) 009 アーカム喰種[JAM] Assassin03 《真実》竹内多聞&アサシン 竹内多聞&アサシン(メンタリスト) 011 Answer And Answer Berserker01 《生物学》Dr.ネクロ&バーサーカー Dr.ネクロ&バーサーカー(仮面ライダーシン) 009 アーカム喰種[JAM] Berserker02 《劣等複合》木戸野亜紀&バーサーカー 木戸野亜紀&バーサーカー(広瀬雄一) 012 鉛毒の空の下 "Watcher" 《神話生物》金木研&ウォッチャー 金木研&ウォッチャー(バネ足ジョップリン) 004 アーカム喰種 INTRO 導入、あるいは名も無き魔術師の手記 キーパー(シオン・エルトナム・アトラシア?) 004 アーカム喰種 ナイ神父 007 接触
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Fateシリーズ・マスター 244 名前:水先案名無い人 :2007/02/04(日) 21 12 42 ID 5TMT0uzA0 きのこ「聖杯争奪の戦争を見たいかーーーーッ」 月厨「オーーーーーーーーーーーーーー!!!!」 きのこ「ワシもじゃ ワシもじゃみんな!!」 きのこ「マスター入場!!!」 アナウンサー「全マスター入場です!!!!」 全マスター入場!! 冬木の虎は生きていた!! 更なる研鑚を積み妖刀虎竹刀が甦った!!! 英語教師!! 藤村大河だァ――――!!! 仲良し三人組はすでに我々が完成している!! クラスメイト三枝由紀香、氷室鐘、蒔寺楓だァ――――!!! 出現ししだい食べまくってやる!! 突如表れた刺客 黒い影だァッ!!! 正式の魔術戦なら我々の歴史がものを言う!! 宝石の魔術師 うっかりさん 遠坂時臣!!! 真の名前を知らしめたい!! 暗殺教祖、ハサン・サッバーハだァ!!! 絵は三人組に劣るが存在感なら全てにおいてオレが上だ!! ドラマが大好き クラスメイトの後藤君だ!!! 士郎勧誘は失敗だ!! 弓道部部長 美綴綾子!!!! 全小説のベスト・ツンデレは私の中にある!! 遠坂の跡取りが来たッ 遠坂凛!!! 遠坂凛には絶対に敗けん!! 坊主の禁欲見せたる 柳洞寺跡取り 柳洞一成だ!!! 実戦(なんでもあり)ならこいつが怖い!! 歴戦の魔術師殺し 衛宮切嗣だ!!! 魔術協会から男装の麗人が上陸だ!! 武闘派 バゼット・フラガ・マクレミッツ!!! 人並みの幸福を感じたいからエクスキューター(代行者)になったのだ!! プロの洗礼を見せてやる!!言峰綺礼!!! めい土の土産に聖杯とはよく言ったもの!! 間桐の魔術が今 実戦でバクハツする!! 蟲遣い 間桐臓硯だ―――!!! 復讐者こそがこの世の全ての悪の代名詞だ!! まさかこの男がきてくれるとはッッ アンリ・マユ!!! 闘いたいからここまできたッ キャリア一切不明!!!! 燕返しの偽アサシン 佐々木小次郎だ!!! 私達はメイド最強ではないお付の者で最強なのだ!! 御存知二人組 リーズリット&セラ!!! 遠坂の妹は今や間桐家にある!! 私を助けてくれる姉はいないのか!! 間桐桜だ!!! デカァァァァァいッ説明不要!! 253m!!! 311kg!!! バーサーカーだ!!! 強化は実戦で使えてナンボのモン!!! 超無謀投影!! 僻地日本から衛宮士郎の登場だ!!! 世界の全ては我のもの 邪魔する雑種は思いきり突き刺し思いきり消し飛ばすだけ!! 世界最古の英雄王 ギルガメッシュ!!! シロウを殺しに日本へきたッ!! 姉で妹 イリヤスフィール・フォン・アインツベルン!!! 投影魔術に更なる磨きをかけ ”無限の剣製”英雄エミヤが帰ってきたァ!!! 今の自分に偽りはないッッ!! 三度目の正直サー・ベディヴィエール!!! 人類最高の聖剣が今風王結界を脱ぐ!! ブリテンから セイバーだ!!! 強敵の前でならオレはいつでも全盛期だ!! 燃える漢気 クー・フーリン 真名で登場だ!!! 霊地の管理はどーしたッ 姉との確執 未だ消えずッ!! 壊して壊して壊しまくれ!! 蒼崎青子だ!!! 特に理由はないッ 使い魔が強いのは当たりまえ!! 協会にはないしょだ!!! 封印指定人形師! 蒼崎橙子がきてくれた―――!!! ギリシャで磨いた神代の魔術!! 悲劇のデンジャラス・プリンセス キャスターだ!!! 肉弾戦だったらこの人を外せない!! 超A級暗殺者 葛木宗一郎だ!!! 超一級女神の超一流の魔眼だ!! 生で拝んで石化しやがれッ ギシリアの蛇女!! ライダー!!! 聖杯戦争はこの女が完成させた!! 冬の聖女!! ユスティーツァ・フォン・アインツベルンだ!!! 老いたる死徒が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ 魔法使いッッ 俺達は君を待っていたッッッゼルレッチ・シュバインオーグだ――――――――ッ 加えて負傷者発生に備え超地味なリザーバーを4名御用意致しました! バイト先の酒屋 コペンハーゲンの店長!! リアルヤクザ 藤村組の若い衆!! 時計塔の才媛!ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト! ……ッッ どーやらもう一名メインキャラなのに忘れている様ですが、思い出し次第ッ皆様にご紹介致しますッッ 関連レス 249 名前:水先案名無い人 :2007/02/04(日) 21 27 38 ID N+MgRElP0 わかめ… 250 名前:水先案名無い人 :2007/02/04(日) 21 56 14 ID uYDPzcjN0 マスター入場なのに色々混じってるのはどうかと思うんだが。 251 名前:水先案名無い人 :2007/02/04(日) 22 03 47 ID NM5Ulvpo0 エロゲなのに「全小説」とか、例の姉妹のうち妹の方は名前すら出ていないのにな。 252 名前:水先案名無い人 :2007/02/06(火) 02 36 38 ID bIQH8iHP0 Fate/zeroのウェイバーとか雁夜とかエルメロイとかいるだろうに… コメント 名前
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神父のこといらないって言ったり士郎のこと処女厨って言ったり ただのfateアンチでしかない… 酷い型月!じゃなくて気に入らないならテメーが映画見なきゃいいだけの話 てか士郎に感情移入しすぎて言峰嫌いってどういうこと?ギルの隣を取ろうとする言峰うぜーってこと? この人的に士郎は処女厨だと認識してるのかな?士郎は桜を受け入れたぞ? キャスギルからギル知りました。原作ようわかりません、でも弓ギルの相手は士郎じゃないと嫌ですってのが謎なんだけど、それって主人公竿ならなんでもいいってことだよね?総受け勢のこと文句言えるのか??
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マリオパーティ100 ミニゲームコレクション 【まりおぱーてぃひゃく みにげーむこれくしょん】 ジャンル パーティゲーム 対応機種 ニンテンドー3DS 発売元 任天堂 開発元 エヌディーキューブ 発売日 2017年12月28日 定価 5,378円(税別) 判定 良作 ポイント 過去作のミニゲーム100種類収録ミニゲームアイランド復活 マリオシリーズ・関連作品リンク 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 2017年秋のニンテンドーダイレクトで発表されたタイトルで、マリオパーティシリーズ20周年の先駆けとして発売された、3DSの3作品目のマリオパーティシリーズ。 タイトル通り、過去作のミニゲームを100種類収録しており、シリーズ集大成ともいえるソフトとなった。 なお、タイトルの「100」はミニゲームの収録数のことでナンバリングのことを指しているわけではない。 特徴 『マリオパーティ』から『マリオパーティ10』まで、本編10タイトルから100種類のミニゲームが収録されている。(公式サイト) + ミニゲーム一覧 マリオパーティ クッパひゃくめんそう ジュラシックパックン つなひきデンジャラス はたあげヘイホー はっくつ!ハッスル!! ぷかぷかアイランド ムカデGO!GO! マリオパーティ2 いろいろダッシュ カウント1・2・3 クッパだいばくはつ ケーキファクトリー スピードホッケー スロットルレーシング ぜんまいヘイホーレース ドッカンせんしゃ トロッコレース のこぎりギコギコ のっかれボール はちのすブンブンブン フラフラレコード マリオパーティ3 GO!GO!もくば あめふりパックン ウェーブウェーブ たたいてドラム ターザンレース トゲゾークラッシュ ニアピンぴったり! はやおしゲート ぴょんぴょんバトル みつけろ!巨大キノコ もぐもぐビッグピザ ゆきだまゴロゴロ マリオパーティ4 エアドッスン カプセルファクトリー キノピオバーガー くねくねデンジャラス ころころコウラ ゴールゴールゴール! さいごのたたかい!! ゼロヨングランプリ たいほうかくれんぼ なぞってクレヨン はくねつ!ビーチバレー ぱらぱらブック フリーフリースロー! ボムへいキョロキョロ! マリオパーティ5 アイスキャッチ うえからブロック! おちついてもムリなのだ ギリギリワンワン クリボーホテル げきとう!アイスホッケー ころころペッタン スケートレース たたいてハンマー トリプルジャンプ ハッスルバッティング はやうちガンマン! ふっとびタワー ペンギンだいこうしん ボムへいどうかせん まめのきジャンプ ゆきやまチェイス マリオパーティ6 ウッキーシャッフル うみぞいドライビング クリボーほかくさくせん ぐるぐるでガッハッハ! つなげてブロック パニックボックス ひろっておてがみ まわってスノーボード リールをまわせ マリオパーティ7 3まいえらんで おして!たまころがし おちるな!たにぞこバトル かいてんパズル グルグルホッピング タルジャンプきょうそう チョロプーのリベンジ つたのぼりきょうそう ハードルジャンプ! マイクでフーフーフー マイクでまとあて れんだでサンボ マリオパーティ8 ねらえ!てんすうカード まわしてハタあげ みがいてワンワン マリオパーティ9 かっ飛びキラージェット ぐらぐらファイト クリボーボーリング トライをきめろ! プクプクをつり上げろ! ふわふわ風船あつめ ボタンでクライミング まきわりNo.1 連続ジグソーパズル マリオパーティ10 エンジョイ!バドミントン キラキラストーンパズル ぐるぐるジャンプ ハイ、ポーズ! 3DSの性能に合わせて、3DS本体を傾ける・下画面のタッチ機能を使う・マイク機能を使う物に変更されているものや、現在の仕様に合わせるため、キャラクターや演出が変更されている物もいくつか存在する。 例えば「ジュラシックパックン」では追いかけているパックンがボスパックンに変更されていたり、「みつけろ!パワーキノコ」がパワーキノコから巨大キノコに変更された(*1)など。その他にもいくつかに修正が入っている。 プレイヤーとして使用できるキャラは、お馴染みのマリオ・ルイージ・ピーチ・ヨッシー・ワリオ・デイジー・ワルイージに加え、ロゼッタを加えた8人となっている。 なお、クッパ・ドンキー・キノピオはCOM専用キャラとなっている。 ミニゲームのフリープレイはもちろんのこと、かちぬきバトルやデカスロンと言ったシリーズ恒例の要素も存在。 『スターラッシュ』の「バルーンマッチ」を基にしたボードゲーム「ミニゲームマッチ」や、モードとしては初代以来の復活となる「ミニゲームアイランド」が収録されている。 コレクション要素も存在し、各シリーズの簡単な説明が見れるモードがある。 ミニゲームアイランド モードとしては初代からの復活となっているが、一部仕様が異なっている。 単純に、ミニゲームをプレイするだけで勝敗に関係なく進むことが可能。ただしキャラクターと対決するものは、クリアしないと先に進むことはできない。COMは原作同様、進むほど強くなっていく。 ミス条件は4人対戦ミニゲームでは最下位(4位)になった時、それ以外では負けた場合のみで、残機を1つ失う。残機が全て無くなるとゲームオーバーとなり、各マップの最初からやり直しとなってしまう。 ミニゲームをする度にセーブが入るので、途中でやめるのも容易になった。 ミニゲームをクリアすると結果に応じてリトルスターが貰え、それを一定数集めると隠し要素が解禁される。 リトルスターは順位か高いほど多くもらえるが、4人対戦を除くキャラクターとの対決になるものやチームでプレイすることになるミニゲームは勝つだけで全てのリトルスターが貰える。 一度クリアすると難易度に「むずかしい」が追加。COMが強くなる上に、各ミニゲームで1位にならないと進めないという初代仕様に挑戦できる。 amiiboに対応しており、ゲームオーバーになった時にその場でコンティニューできるなど恩恵を受けられる。 ミニゲームマッチ 『スターラッシュ』の「バルーンマッチ」を参考にした簡単なボードゲーム。マップを自由に動きコインを集め、スターと交換していくのが目的。 アイテムの要素も存在し、サイコロを多く振る、プレイヤーを妨害するといった要素もある。 プレイの開始前に自分が使用するミニゲームパックを決める必要があり、これらはミニゲームをプレイする際に選択できる。ミニゲームは誰かがコインバルーンを取ったときに発生する。 規定ターン数で多くのスターを稼いだプレイヤーが勝利となる。 今までの携帯機シリーズと同様に、ソフト1つによるダウンロードプレイによる通信プレイにも対応。 『スターラッシュ』のような通信専用ソフトはないが、ダウンロードプレイによる機能制限が一切なく、全てのミニゲーム及びモードで遊ぶことが可能。 評価点 本作で過去作のミニゲームが遊べること。 大半のシリーズが古い作品でVC未配信だったり(*2)、WiiUでは対応していないGC4作品と遊ぶのが難しい作品が多いため、それらのミニゲームを遊べる手段ができたのは高評価。 特に『4』で圧倒的な人気を誇った「はくねつ!ビーチバレー」が収録されているなど、ファンサービスも良好。 当時プレイヤーキャラではなかったデイジー・ワルイージ・ロゼッタで過去作のミニゲームが遊べるなど、斬新さもある。特にロゼッタはプレイヤーキャラとして使用できたのは、『10』のみだったので評価された。 再収録とは言えミニゲーム収録数は、本編シリーズ中最多の『7』の88種類を少し超えている。 ミニゲームのBGMは過去作と同じであり、それがアレンジされている。一部元のBGMと変更されているものがあるが、大半はミニゲームの内容に合うようなものに変更されている。 サウンドテストもあるので自由に聞くこともできる。 ミニゲーム集と携帯機の相性の良さ 数分で終わるミニゲームが豊富に収録されているため、空いた時間に手軽に遊びやすい。種類は少なめだが、パズルミニゲームと言った時間を忘れて遊べるのも収録されている。 ソフト1つでの通信プレイでも機能制限が一切ないため、ソフト1つでも人数分の3DSがあればそれだけで多人数プレイが可能。 収録ミニゲームについて 4人対戦ミニゲームでは全て、1位から4位まで決まるように変更されている。それに合わせるためにルールが変更されたミニゲームが存在するが、基本的に原作忠実。 基本的に元のミニゲームのうち1位が決まった時点で終了したものは、『9』以降と同様に最下位である4位が決まるまでミニゲームは終わらないようになっている(*3)。 ミニゲームの説明文がシンプルになり、下画面に常に操作方法が書いてあるため、ポーズをかけなくても操作方法が見れるようになった。 画面が分割して表示されていたミニゲームでは、下画面に自分の画面が表示さるようになっている。出典のロゴと対応していた機種も表示される。 ミニゲーム開始前の演出やCOMの番のプレイをスキップして飛ばすことができるようになった。 ミニゲームをお気に入りに入れることも可能。どのモードから遊んでもワンボタンで入れられるので、非常に便利。ミニゲームをプレイした回数もミニゲーム毎に記録される。 一部ミニゲームの仕様変更。 特に「フラフラレコード」はルールが大きく変更され、原作だと誰かが音符を取るとその時点で終了だが、今作では制限時間以内に音符を沢山取った順に順位が決まると大幅に変更されている。これにより、ステージの真ん中に向かうスティックの方向を見つければほぼ終わりだった原作に比べて、大きくゲーム性が増している。 「たたいてドラム」はキャラの入れ替えの際の少し長い間が短縮され、ミニゲームの進行テンポが良くなり忘れにくくなった。 原作がマイクミニゲームである「マイクでフーフーフー」「マイクでまとあて」では言葉を言うのではなく、マイクに息を吹きかけるというものに変更。マイクが使えない場合は、Lボタンで操作を代用できる。 「いろいろダッシュ」はルール自体に変更は無いものの、各パネルに図形が表記されるようになった。 一見何の意味があるか分かりづらいが、これによって色弱のプレイヤーでも快適に遊べるようになっている。とってもナイスな配慮。 「さいごのたたかい!!」はマグマに落ちるとその時点でミスになったが、今作ではライフが1つ減るだけでミスにならなくなった。それにともないライフ上限は減らされているものの、難易度は低下したと言える。 その他にも仕様変更・微調節されたものはあるが、細かく述べると多いため省略する。 シリーズファンにとって懐かしい仕様の数々。 コレクション内では、シリーズの簡単な解説が書かれていたり、シリーズ内で登場したガイドキャラクターの紹介など、プレイした事がある人なら懐かしいと思える要素がある。 ミニゲームアイランドでは原作同様にミニゲームのオブジェがあったり、「スロットルレーシング」をプレイする際にはキノピオが乱入してくるなど、知っていれば思わずニヤリとしてしまうものも。 ミニゲームの結果画面では、出典と同じBGMがアレンジされて使用されている(*4)。懐かしさもあり、非常に好評。 ロード中の背景には、各種ミニゲームを模した簡単なシンボルが大量に表示される。どのミニゲームのことなのか、想像するのも楽しい。 意図しないと殆ど見れない「たたいてハンマー」の引き分け演出(*5)など、マイナーな部分もちゃんと再現されている。 些細なことだが、キャラクター選択のカーソル位置が毎回記録されるため、前に使っていたキャラが簡単に選びやすくなっている。 COMもランダムで決められるためすぐに遊びやすい。選ばれたキャラが気に入らなければ、自分で決め直すこともできる。 賛否両論点 ミニゲームの演出変更。シリーズファンからは違和感を持つものが多く、過去作をプレイしているほど気になりやすい。 原作に存在していたミニゲーム終了時に行われる演出の殆どがカットされ、『9』以降の様に終了した直後に画面暗転→結果画面と移行する形となってしまった。従来のような、ポーズを取ったりする演出もカットされているのも多い。 特に『3』の「ターザンレース」ではパックンが消えていたり、『5』の「ころころペッタン」では印象的だったミニゲーム終了時に負けたチームがドッスンに追いかけられている演出もない。 BGMが出典から変更されたミニゲーム(*6)が存在するが、変更してほしくなかった、ミニゲームの収録数に対してBGMの種類が少ないという意見もある。 「まめのきジャンプ」はBGMのイントロとミニゲームの開始演出を上手く繋いでいたため惜しむ声がある一方で、「ハードルジャンプ!」などは内容とマッチしているという声もある。 『2』のミニゲームで、内容に複数のコースやパターンが存在する物は1種類しか収録されておらず、固定になっている(*7)。 また『6』のミニゲームは昼(原作でいうソルルタイム)固定で、夜(原作でいうルルナタイム)の差分は用意されていない。ミニゲームの内容とは無関係だが、「まわってスノーボード」は夜の方がよかったという意見も多い。 『1』の「はたあげヘイホー」のフェイントの仕方が原作と異なっている。 原作では「両方の旗を同時に揚げて、どちらか下げる」と言うものだったが、今作で「一瞬だけ旗を揚げるような動作をするが戻して、別の色の旗を揚げる」と言うものに変更されている。 フェイントに引っかかりやすくなった半面、原作再現がないため違和感を覚える。これについては、両方の旗を揚げるのではと勘違いされるためと思われる。 ミニゲームのナレーションが『8』以降と同じ男性ボイスであり、『7』以前は女性ボイスであるため多少の違和感を持つプレイヤーもいる。ミニゲームによってはスタートまでのカウントダウンが設けられたものも。 収録されているミニゲームの種類の偏り 全体からみて『5』が17種類とシリーズ中最も多く、逆に『8』『10』が少ない。『8』に至っては最も少ない3種類となっている。 基本的に人気が高かったシリーズが多い傾向だが、ファンの間では不評とされている『8』『10』が圧倒的に少ない。 ただし、『8』のミニゲームには「Wiiリモコンを横持ちにして振る」など、機種の関係で再現できそうになかった操作もある。 また、GCのシリーズに至っては振動機能を使う物(代用方法自体は原作にある)や、2種類のスティックを同時に使う物(*8)などもあるため、どちらの機能もない3DSでは再現できなかった部分もある。 『1』も少ないが、元々のミニゲーム数が少ないことと『2』と重複するものも多いことから仕方がない所もある。 多人数で遊ぶことがメインなのか、収録されているデュエルミニゲームが4種類と少なめ(*9)。さらに出典も『3』~『5』までと非常に狭い。 『7』出典の「つたのぼりきょうそう」「タルジャンプきょうそう」は原作同様にドンキーとの対決しか対応していないため、プレイヤー同士の対決はできない。 収録数の関係上とは言え、パズルミニゲームの種類が『DS』より少なく、3種類のみとなっている(*10)。他のシリーズでは別のレアミニゲームに当たるミニゲームが当てはめられているため、仕方ない部分もある。 ボタンを連打する必要があるミニゲームや運任せのミニゲームが多い。 特にボタンを連打する操作があるミニゲームは全体の1割ほどを占めている。「ぜんまいヘイホーレース」「うえからブロック!」は原作同様の同時連打のままなので、ボタンを酷使しやすい。 実力に関係なく遊べる運任せのミニゲームは5種類程と少な目であるが、後述のミニゲームアイランドでは問題となる。 一部ミニゲームについて 原作で一人ずつプレイすることになる「マイクでまとあて」のテンポが改善されていない。とはいえ、今作ではCOMの番をスキップして飛ばすことができるので、それほど問題ではない。 「ころころコウラ」と「パニックボックス」の一人側は、3DS本体を傾ける操作のみしか対応しておらず、原作同様にスティック操作に切り替えることができない。 プレイヤーキャラの人選について 本作で使用できるのは上述した8人のみで、新たに解放される隠しキャラクターはいない。 最近のマリオシリーズで人気のあるロゼッタが使えることに関しては評価点だが、1作品(*11)にしか登場していない彼女が使えるのなら過去作の半数以上で使用可能だったドンキーやキノピオをプレイアブルにしても良かったのではという声も多い。 ただし、本作ではキノピオ・キノピコはガイド役、ドンキーはミニゲームアイランドのボスキャラクターとしての役割があるため、プレイアブルキャラとして採用できなかったのだと思われる。 問題点 ボリュームが少ない ミニゲームが100種類と多く収録されているが、全体的にできることはミニゲームを遊ぶだけなので、ボリュームが薄く感じられてしまう。 ボードマップとしては「ミニゲームマッチ」があるのだが、マップが1種類で固定。あくまでミニゲーム集と銘打っている本作ではあるが、従来のようなボードマップで遊びたかったという声も。 ミニゲームアイランドについて 完全な運任せのミニゲーム(*12)もコース内に存在するため、これらのミニゲームは運が悪いとなかなか1位抜けできなかったり、最下位になってミスになってしまうことが多い。 初代や『2』の同施設では、完全な運任せのミニゲームが存在しなかった。「ふつう」なら1位ではなくても進められるが、リトルスターを全て獲得したい場合や「むずかしい」の場合は1位抜けが必要なため、何回やっても進めないことも。 特に「クッパだいばくはつ」は4-2でボスとして登場するクッパのミニゲームとして登場。当然、ミス扱いの場合は進むことはできない。 難易度「ふつう」でもリトルスターコンプリートは問題無く可能なので、「むずかしい」はあくまでおまけと捉えるのが一番か。 ミニゲームをクリアしても貰えるコインは10コインで統一されており、ボーナスミニゲームのような大量のコインを稼げるミニゲームがなく残機を稼ぎづらい。コインが貰えるブロックが叩けるのも1回限りである。 従来の様に、負け及び最下位が確定したときに即終了しない。ポーズ画面から「リタイア」することで戻れるのだが、3位以上でも負け及び最下位となりミス扱いとなってしまう。 特に3位以上はコインが貰えるので、1位抜けが必須の「むずかしい」や残機を考慮しない限り、ミニゲームが終わるまで待つことになってしまう。 隠しミニゲームについて 本作は100種類のミニゲームを遊べることを売りにしているが、最初から遊べるミニゲームは55種類しかない。 全てのミニゲームで遊べるようにするためにはミニゲームアイランドを一通りクリアする必要がある。数時間で終わる上に難易度もそこまで高くないのだが、ソフトを購入してすぐに遊びたいプレイヤーにとってはもどかしい設計である。 セーブが頻繁に入る。 ミニゲームのプレイ回数やお気に入り状況がミニゲームをプレイする度に記録される関係で、ミニゲームをするだけでもセーブが入る。 セーブ時間が短いためそれほど問題ではないが、ミニゲームアイランドでは少しテンポが悪い。 記念作品とはいえ、ミニゲームが収録されているのは本編ナンバリングシリーズのみであり、『アドバンス』を初めとする携帯機シリーズのミニゲームは収録されていない。 ただし、『アドバンス』の場合はスコアアタック特化のミニゲームが多いため、4人対戦用にアレンジが難しいという都合があった可能性はある。 総評 シリーズ20周年記念として発売され、ミニゲームに特化した本作。 過去作の100種類のミニゲームとシリーズを振り替える要素があり、ファンとしてもお勧めできる。 プレイ経験に関係なく誰でも楽しく遊べるため、当時のプレイしていた時の思い出を語りながらプレイしたい一本だ。 余談 『7』までお馴染みであったミニクッパは本作で一切登場していない。 ミニクッパが登場していた「さいごのたたかい!!」が本作で再録されてはいるが、原作ではミニクッパが2体登場していた箇所が差し替えになり、代わりにクッパJr.のみが単体で登場している。 シリーズのガイドキャラ紹介でもミニクッパのみ唯一省かれている。一応、当時の『3』の日本国内パッケージ、『5』『6』のパッケージイラストに描かれており、それがそのまま紹介されている形で姿のみ出演はしている。 クッパJr.とキャラが被るため登場しないのは仕方ないのだが、せっかくの記念作品なので、出してあげて欲しかったと言うシリーズプレイヤーも多かった。 今作はファイルを新規作成する際に名前を入力することになる。『3』『5』~『7』といった歴代のシリーズにあった機能なので、そちらを考慮した設定と思われる。 近年のマリオシリーズではプレイヤー名を入力する場面がほぼ存在しないため、上記の過去作に触れていないプレイヤーにとって意外な操作となったかもしれない。 2021年10月29日にNintendo Switchソフト『マリオパーティ スーパースターズ』が発売。 『1』~『3』のマップ5つと、『1』~『10』の100種類のミニゲームを収録している。「ジュラシックパックン」のボスパックンや「はたあげヘイホー」のフェイント等を始め、本作での仕様を引き継いだミニゲームもいくつか存在する。 本作と被るミニゲームもあり、『8』『10』からの収録が少ない点、ミニクッパがJr.に差し替えられている点も共通している。 ただし『スーパースターズ』に収録されておらず、本作でしか収録されていないミニゲームもあるため、こちらを選ぶ価値も十分に存在する。
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Antechamber of Fate Boss Chel Drak the Ancient Lord HP 3,750,000 During the fight he will spawn a series of adds He spawns 2 adds that anyone can damage/kill about every 30 seconds. The class specific adds can only be damage by thier respective archetypes and spawn one at a time in one of 4 locations (locations are fixed, what spawns is random) about every 45 to 60 seconds. The class specific adds are called the following Mages - a shadowy sorcerer Fighters - a shadowy warrior Scouts - a shadowy thief Priests - a shadow acolyte Notes about the class specific adds Fighter class add taunts everyone in range of taunt to the add till the add is dead Priest add heals Chel Drak to 100%, Scout add does a single target attack of about 20K (one shot), Mage add does a huge AE. Because the Torpor affects differently at different ranges, a common strat is to position the raid force opposite corner of where Chel is being tanked, to help reduce the affects, or avoid it all together. Known Drops Ancient Bracers of the Codex Ancient Robe of the Codex Greaves of the Codex Blessed Gauntlets of the Codex Earthen Boots of the Codex Serrated Sword of Retribution Chel Drek s Shard Chel Drak s Wrist-cords Chel Drak s Tooth (Mythical) Temporal Haven (Master I)